若草物語の作品情報・感想・評価

「若草物語」に投稿された感想・評価

みー

みーの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この年の若草物語は見たことがなかったので、見てみました。
ほんとにこの4姉妹の中に入れたら楽しそうだなーと思わされて、世界観が大好き。
一番下のエイミーはこんなに気が強かったっけ?と思ったり、3女のベスは控えめだけど、一人で他の家のお爺さんに挨拶に行けるくらいに成長したり、長女のメグは次女のジョーと恋人ことで揉めたり、ジョーはローリーとくっつかなかったのはそういう理由だったんだー等。改めて若草物語のストーリーがしっくり入ってきました。
最新作のストーリーオブマイライフも楽しみに見たいと思います。
画角や衣装が素晴らしい。記録。

2020年鑑賞No.320
Mana

Manaの感想・評価

3.5
1949と1994を見て。全部見たくなったのでツタヤで借りてみた。白黒で画質もあまり良くなかったので、顔とか少しぼけてしまってる。ストーリーはすでに二つ見ているのであまり印象に残らずだけど、最後ヨーロッパから帰ってきたローリーとジョーの会話はグッと来た。
 SOMLからの「若草物語祭」を勝手に開催中。

 これ以前にも2度映画化されているけれど、映画が「声」を得てから初めて作られた「若草物語」が本作。
 
 私が一番好きなのは1949年マーヴィン・ルロイ版なんだけれど、こっちも素晴らしい作品です。
 ジョーっていうのは、男勝りでお転婆なキャラじゃないですか。キャサリン・ヘプバーンはそれにぴったり。
 というか、本作のキャサリンは、彼女のキャリアのほんの出だしの若かりし姿なので、滅茶苦茶可愛くって綺麗なのです。でも、我々現代の観客は、もうちょっと後の彼女の印象の方が強いじゃないですか。「勝気なお姉さま」「勝気なおばさま」くらいの。
 なので、本作をそれらの後で観ると、そのイメージが重なって、「可憐で美人なのに勝気なジョー」に見えてしまうんです。
 「えっ、キャサリンって、こんなに可愛かったの?!」
 まあ、オスカー主演女優最多受賞、アメリカ・ナンバー・ワンの女優になんて偉そうなことを言ってるんだ、っていう発言ですが、当時キャサリンは27歳。
 もう、可愛すぎて結婚したい。
 (と、オルコット女史が聴いたら化けて出そうな発言)
 
 残念なのは、今IVCから発売されている本作は、日本語字幕の訳がひどすぎること。
 なんというのかな、英語の慣用句を知らない人が直訳している感じ。
 たとえば、「私、黒と青になりたくないわ」みたいな。
 なので、「若草物語」初体験という人は、ほかのバージョンを観てからがいいと思います。もちろん、聴きとれる人は、ここから入っても大丈夫!
1933年のジョージ・キューカー監督作品。4人の姉妹愛を描いた成長物語。タイトルは知ってたけど、こんなに重い話だったのか・・・。死を丁寧に扱ったドラマは見応え抜群。若きキャサリン・ヘプバーンの元気はつらつなジョーがとてもまぶしい。見終わった後は、とても温かい気持ちにさせてくれる。
yoko45

yoko45の感想・評価

4.6
1933年版、白黒
 やさしい旋律、兵隊の行進、マーチ夫人の奉仕活動で幕があがります。
 ジョーを演じるKヘプバーンの演技が素晴らしく、長身で手足も長くみえる姿は原作から想像する印象に近いです。姉妹の芝居の練習で気絶する手本、ローリーとフェンシングの真似事、ついさっきまで結婚しないと言っていたメグがブルックの求婚を受け入れたのを目の当たりにして床に尻もちをつくなど、動きが大きく躍動感があり観ていて楽しいです。
 求婚を断ったローリーは訪ねて来ない、伯母とヨーロッパへ行くのは妹のエイミー、ベスの病、気持ちが落ち込むもベア教授、彼の助言が救いです。心のまま素直に書けばいい、ほかでもない「君はジョセフィン・マーチになれる」1933年には既にこんな励ましの言葉があったのです。
(字幕なので実際のセリフは分かりません)

フランシス・ディー(メグ)
キャサリン・ヘプバーン(ジョー)
ジーン・パーカー(ベス)
ジョーン・ベネット(エイミー)

(メモ)
 レンタルで淀川長治「Kヘプバーンは入浴が好きで1日に7回も入ったことがあるそうです。私とおんなじですね」相変わらずの淀川さんでした。
Taul

Taulの感想・評価

4.0
『若草物語(1933)』鑑賞。続若草物語までをまとめる映画化の骨子を作った素晴らしい作品。キャサリン・ヘプバーンがジョーの実写化の人物像の基礎になったような力強さ。決めの演技が光る。ジョージ・キューカー演出の心情表現の的確さ。このヒットで「若草物語」というタイトルに定着したそうだ。
mat9215

mat9215の感想・評価

3.5
これもいい映画だった。陽光が溢れる屋外は、カラーよりもモノクロにふさわしいことを示す好例。1949年マーヴィン・ルロイ版はカラー撮影の制約からか、ほとんどの画面が屋内のセットで撮影されていたけど、この1933年ジョージ・キューカー版はロケやオープンセットによる撮影が多く、空間が広い。1949年版はマーチ家とローレンス家が隣接していたし。
会話で切り返しをほとんど使わず、俳優の身体を画面に収めている。俳優の大きなアクションだけでなく、手の動きや仕草と行った所作を丁寧に捉えることによって、表現を豊かにしている。
そういえば、1980年代にベルイマンの『秋のソナタ』とジョージ・キューカーの『ベストフレンズ』の2本立てを観たことがある。『秋のソナタ』はイングリッド・バーグマンがシワい顔していたことしか覚えていない。『ベスト・フレンズ』は幸福感が溢れるいい映画だった。80歳を越えた老匠の最終作と知って驚いたものだ。
記録。
冒頭から数分、四女以外の区別が付かなかった。

原作の記憶を頼りに「こんなお話だったなあ」と観ました。
貧しくも明るく生きる女性たちを描いたジョージ・キューカー監督作品。次女のジョーを演じるキャサリン・ヘプバーンが輝きすぎて、他の姉妹の印象が薄い。この後に公開されたマーヴィン・ルロイ監督版との共通点が多く、同じようなシーンもあってビックリ。ローリーのいい人感がよく出てる。
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