デス・プルーフを観たなら、プラネット・テラーの方も抑えとかないとなーと思い鑑賞。
こちらもやはり映像のノイズやフィルムの焼き切れはもちろんのこと、
冒頭には偽の映画予告まで入っているという、とことん昔の映画館を再現した面白い構成。
当時はフェイクで制作されたこの予告も後に実現してるし、マチェーテも観てみたくなったなぁ。
本編はB級映画の再現と言いつつ、きちんとした構成で最初から最後まで見ごたえがあってしっかり作り込まれてる感のある映画でした。
片足にマシンガンを装備したローズ・マッゴーワンがとにかくかっこいい。
歩く姿はとてもぎこちないのに、ゾンビを前にすると急に俊敏で的確な射撃技術を披露しちゃうのが面白い。
太ももに注射器を隠し持つ看護婦さんや、男性の玉を収集してる科学者など、他の登場人物も個性的で変な奴揃い。
そのうえ明らかに醸し出すオーラが飛び抜けてるブルース・ウイリスまで出てくるし、めちゃくちゃ過ぎて笑います。
感染者の皮膚や舌のボコボコとか、膿でぐちょぐちょみたいなシーンは苦手なので辛かったけど、
科学者の死に方があまりにも大胆過ぎて、グロいシーンなのに思わず吹いてしまいました。
