過去鑑賞。任侠もの。Vシネ。松方弘樹さん初監督。

新宿、歌舞伎町で生きるヤクザの寺島。ある日、敵対組織との抗争によって、彼が敬愛していた組長が殺された。やがて大組織が介入し、抗争は鎮静化。手打ちの方向で話は進むが、納得のいかない寺島は敵対組織と大組織に孤独な戦いを挑む。
ってストーリー。
何で観たんだっけなぁ（笑）好きですけどね。
まぁ多くは語るまい（笑）

「OKITE　やくざの詩」(2003年公開)をWOWOWオンラインで初視聴。松方弘樹初監督作。(本作の吉川晃司氏を見るためにWOWOWに再加入した😅)

東京・歌舞伎町の異なる組で働く、かつて親友同士だったヤクザの男性２人に決着の時が迫る…

長年DVD化されず、近年やっと初めて配信されたのも納得の出来映え…。かなりの低予算で昔ながらの東映ヤクザ映画臭が痛い。序盤からコトバでの説明セリフや演出・アクションの拙さ、古ぼけた時代遅れな昭和ヤクザ映画感満載…。
(俳優たちの演技は悪くない、皆よく頑張っていた！)

撮影当時39歳の加藤雅也の色気がダダ漏れしているのが非常に印象的で、彼の存在感のみで、作品としてギリギリ成立しているのが救い❤️本当に惚れ惚れするほどカッコ良い！

紅色のダブルのスーツを着る吉川、ヨーヨー🪀を操る吉川(笑)、遊園地の乗り物に加藤雅也と一緒にのる吉川(BL感あり)…
よく見てたら吉川晃司はヤクザの世界感や雰囲気から少し浮いてました。

ラストの加藤雅也vs吉川晃司の決闘は2人だけの世界系であり、腐女子が喜びそうなカットもあり結構楽しめた。20点と予想したら55点も叩き出した感じさえある。

(追記)
・浮浪者おじいちゃん投入、あれは間違いなくゾンビ演出だよな。松方弘樹監督のアイデアでは無いだろう、よいアイデア☺️


・加藤雅也演じる寺島の弟分のチンピラ役として、松方弘樹監督の実の息子である、目黒大樹が好演。ちゃんと存在感があったのもよい。

出演: 加藤雅也、吉川晃司、大河内奈々子、梅宮辰夫、小沢仁志、哀川翔、長門裕之、鈴木砂羽、遠藤憲一、岩本恭生、高知東急など

10月9日は東急の日！
高知東生さんが昔は「高知東急」（どちらも読みは「たかちのぼる」）と
名乗っていたことを忘れないためにも
高知東生さんが出ている作品を見てみます（無関係&クスリネタ不可避）

ウィキによると
「高知」県から「東」京に「急」いで「東急（登る）」という意味だそうです
なるほどわからん…
東から日が昇るから「昇る」ならわからんでもない…かな？

高知さんはデビューから3年経ったころに
「高知県に東急グループがあると誤解を招く恐れがある」
とのことで訴えられてしまいます
おそらくは高知さんの親族が暴力団であることが
東急グループにとっては
イメージ的に良くないと判断したことも隠された理由だと思われます
（個人及び狂人の見解です）

そして高知さんは敗訴して
「東京で生きる」という意味を込めて東生に改名したのでした（早よ本題に入れや）

しかしその後高知さんが高島礼子さんと結婚して
少し好感度が上がった時期もあったので
裁判などせず仲良くしておけば…と悔やんだと思われますが（完全な憶測です）
結果的には高知さんが覚醒剤と大麻所持で逮捕されたので
東急的には早めに対処したことが
功を奏したのでした（よかったネ！）


ちなみに（ちなむな＆早よ！）
「東」という漢字を調べてみると…

『色では、東は緑で表されることが多い。
例えば、相撲の土俵では、東には緑の房を付ける。
五行思想でも、東は緑で表され、
東の守護神は青竜（green dragon）である。』

なるほど…
東→緑→葉っぱ→ハッパ（大麻の隠語）
つながりました！（つなぐなよ）


東→緑→ハッパ→ドカベンの岩鬼正美→岩城滉一（覚醒剤取締法および拳銃所持で逮捕）
またつながりました！（すごいのを召喚して来ないでください）


というわけで無期限で延期となっている
岩城滉一さんの宇宙旅行ができる日が
早く来ますように…と祈りつつ
（その時は光線銃を放つのかな？）
…いざ視聴開始です！


（ネタバレあり&ここまで雑&ここからも雑です）



極道とか任侠とか
よくわからんのですが
まあ見てみることにします
非常に男くさい内容なのでしょうね…


エレベーターが落雷による停電で緊急停止！
同乗していた大河内奈々子さんに
すかさずチュッチュする加藤雅也さんなのでした…

何なんですかこれは！
これが男のやることですか？
髪の香りをビニール袋に集めて持ち帰る…
それが男のたしなみじゃないんですか？
信じられませんよ…（お前もや）
んで当然のようにビンタされてしまう加藤さんなのですが
偶然再会するもその時は特に責められることもなかったし
最終的には！最終的にはです！
奈々子さんから告白して来るのです…！
どういうことなんですか？
いいですね！イケメンは！と言うしかありませんよ…


それからお店での銃撃シーンでは
なんか笑っちゃうくらい吹っ飛ぶので
ちょっと驚きました
ワイヤーで引っ張ったのかな？

このあと遺影の前でウフンアハン…というAVかよ！
っていう展開がやってきます
そして加藤さんがお〇んこう（←お線香）を上げに来るのでした（伏せる必要ないぞ）

んでヤクザがなぜか遊園地の乗り物に…
これ「女番長(スケバン)ブルース」でもあったけど
伝統的なものなのかな…？
その作品では子供と遊ぶという
理由付けがあったけど
今回はいかついヤクザがふたり並んで乗ってるので
ただ面白いだけです
そのあとベンチに座って話し込むので
公園やどこかの店でもいいと思うのですが…？
この遊園地のシーンは1分ほどしかなかったのですが
ひょっとしたらその程度でも宣伝費として
少しお金が捻出できるのかな？（個人及び狂人の見解です）


と思ったら今度はヤクザがヨーヨーを持って参上！
「女番長(スケバン)ブルース」の次は「スケバン刑事」ですか？
さらには線路の上をバイクが走るという
「女番長 野良猫ロック」のオマージュも！
そしてまったく物が壊れない
「交渉人 堂本零時」とは正反対に
派手なアクションでアレコレぶっ壊れまくるのでした…
（あんなのと比べたらあかん）
まあ製作費の差でしょうなあ～
最後の方は特に爽快ですよ！

んでとにかく銃をぶっ放す暴力描写一辺倒！
…かと思いきや
病院では金と知恵を使ったまさかの戦術！
ちょっと壮観でしたね
ホラーかな？
看護婦さんがかわいそうなシーンもありましたし
そこまでする必要あったんかな？とも思いましたが…



ラストシーンの公園にある滝が
「警視庁 捜査一課長」で
笹川刑事部長が現れた場所に似てたのですが
調べてみたら石の形が違ってました
同じ場所だったら嬉しかったのにな…（そんなことで嬉しくなるのはお前だけ）




まあ結論的には
マッサージチェアに座った鈴木砂羽さんのパンチラが
拝めそうで拝めなかった残念な作品なのでした（もっと他にあるやろ）


（余談1）
なんと今作は松方弘樹監督作品なのでした！
意味もなく釣りのシーンがあったのは
そういうわけなのか…と理解できるのですが
おっさんどもがクチャクチャ食べるシーンの
唇のドアップの連続は誰に向けてのサービスだったのか謎が残ったのでした…


（余談2）
高知東生さんが銃を左手で撃ってたので左利きなのかな？と気になって
カチャカチャ…ターン！
と調べたところ
左利きの有名人のリストにやっぱりその名前がありました
…おっ？
いしだ壱成さんと田口淳之介さんも左利きですネ！
（抽出すんな）