minorufuku

砂時計のminorufukuのレビュー・感想・評価

砂時計(2008年製作の映画)
3.2
少女漫画原作。昼ドラマ化されたらしいが、双方とも未見。

親の離婚で母親の故郷で暮らすことになったヒロインが、地元の男の子と恋するという話。その後、母親の自殺を機にヒロインは父親が住む東京に戻るのだが…

少女期を演じた夏帆と、少年期を演じた池松壮亮がハマり役。二人ともこの頃は清純派^_^
同級生役のメンバーも倉科カナらが配役されていてとても爽やか。そしてみんな20前後で若い。見てて飽きない。
反面、原作漫画が長編のためか、構成が悪いのか説明不足なところご多い。ヒロインと彼氏が別れる過程とか、大人なったヒロインが彼氏と再会したときの心の動きとが、理解できるけどもっと上手く表現して欲しかった。全体的に大人パートが弱い。
あと、割と重めの展開と血が流れる演出はホラーかと思ったくらい。
少女期に言ったセリフを大人になったヒロインが再び口にする演出は結構泣けた。

同じTBS昼ドラでやってた「ラブレター」となんとなく似ている。あちらも大人パートが弱かった。
minorufuku

minorufuku