何を書いてもネタバレになりそう。
スマートでスタイリッシュなどんでん返し系ストーリー。
オープニングとラストの映像が最高にクールでかっこよかったです。
語り部であるヴァーヴァル役の俳優さんはセブンで犯人役を演じていた人だけど、この人の徹底的に役に入り込む巧みな演技は素晴らしい。
今作で左半身麻痺の役を演じるにあたって、リアルに足を引きずるために靴底を削って歩いたという役作り秘話も素敵でした。
留置場仲間５人共それぞれ皆かっこいいけど、マクマナス役の俳優さんの眠そうな目つきと気だるい表情が特にかっこいい。
本当にこの映画はネタバレを気にすると何も書けなくなるし、実際にこの映画を目の当たりにして欲しいという以外の言葉が見当たらない。
序盤は少し退屈に感じてしまったけれど、カイザー・ソゼという男の存在が５人と絶妙に絡み合いだしてからの展開は目が離せなくなる。
そしていつまでもカイザー・ソゼという男の名前が頭から離れなくなる。
そして監督がボヘミアン・ラプソディの人じゃんと思って更に驚愕でした。
