きき

メリダとおそろしの森のききのレビュー・感想・評価

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)
2.6
劇場観そびれ組。
そこまで興味なかったんだけど、OUAT観てたらメリダ出てきたから観なきゃなぁ、と思ってから一年半、漸く鑑賞!

メリダはダンブロッホ王国の王女で活発な弓の名手。
王位継承者であるメリダを立派な女王に育てる為、母であるエリノア王妃は厳しく接していた。
王国の平和維持を目的とした、メリダの結婚で同盟関係を結ぶことを為、三人の領主とその息子たちを城に招待する。
しかし、メリダは結婚を拒否し、彼女の結婚相手を決める為の競技に勝利してしまう。
母親と口論になり、城を飛び出したメリダは、森の中で魔女と出会う。怒りに任せて魔女に母親の考えを変えるよう頼むと、王妃は熊に姿を変えてしまって…

というお話。

ピクサーの初女性主人公作品であり、恋愛要素のほぼないヒロインもの。

型にはまることが悪いわけじゃないけど、運命は自分のもので、自分で選択して切り開いていく、というメッセージも、過去のディズニー作品でも多く、ディズニーらしいけど、今までのディズニープリンセスには恋愛要素があってなんぼ、みたいなところがあったし、それはそれで夢があったし大好きだけど、現代的になったプリンセスもの、という点は評価が高くなる。

ただ、時間が足りないのか、設定が活かされてないところが多くて残念。
熊の話だったり、凶暴な熊の秘密だったり。
大事なのはお母さんや家族との関係性やメリダの色んなことに向き合うこと。
その部分に焦点を当て過ぎて、もっと動かしてほしいなって思うところが多かったし、説明が欲しかったなぁ、と。

あと、ディズニーDXで観たんだけど、劇中歌も英語だったの、吹替なのに。
これって劇場公開時もそうなの?という疑問。

でも、弟たちと熊が可愛かったし、キャラクターのビジュアルも相変わらず可愛い、流石ディズニー!

大島優子が声優をやったっていうのが話題だったけど、思ったよりも上手くて良かった☺︎︎
日本のタイトルがいまいちだったけど…原題はBrave、メリダそのものを指すような単語でぴったりなのになぁ。
まぁ、そのままじゃインパクトに欠けるのは分かってるんだけど。

記録 : 2020年140本目。
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