きき

ヘンゼルとグレーテルのききのレビュー・感想・評価

ヘンゼルとグレーテル(2007年製作の映画)
1.8
『南極日誌』のイム・ピルソン監督が『シンデレラのお姉さん』のチョン・ジョンミンを主演に迎えたファンタジックホラー。
子役時代のシム・ウンギョンも出演。

ウンス(チョン・ジョンミン)は運転中に彼女から妊娠を告げられ、動揺のあまり事故を起こしてしまう。
崖下へ落下した車から抜け出し、歩き回る彼が出会ったのは、赤いフードをかぶった少女だった。
ヨンヒ(シム・ウンギョン)と名乗る彼女が自分の家に来るといい、と家族の待つ家へと迎え入れてくれたが、電話が故障中で繋がらず、一晩そこで明かすことになる。
三兄弟と両親、仲睦まじく暮らしているように見えたが、どこか様子がおかしく、ウンスは夜中に両親が言い争うのを目撃する。
翌日、両親が姿を消し、ウンスに子どもたちを頼むというメモが残されており、不本意ながら彼は子どもたちと共にいることになるが、不可解なことが起こり始め…

というお話。

また時間あるからってホラー映画チョイス。
『シンデレラおんに』の人ー!ってチョン・ジョンミン見て選んだら、タイトルロールでシム・ウンギョンの名前で、何役だろう?ラッキー!と。

てっきり2014年くらいの映画だと思ってたから、出てこないな〜と思いつつ、もしかしてこの女の子、似てない…?て感じで2007年の映画だと知りました( ˙꒳​˙)笑

子役からやってたんだね、知らなかった!
めっちゃ可愛いし、上手だな〜、の印象。

内容自体は、今の韓国映画と言えば一目置かれる存在になったと思うけれど、一昔前はあまり面白くなかったイメージなのよね、個人的には。
なので、本作もその流れ通り、それで?な中途半端な作品。

子どものホラーって、無邪気な分普通の女の人系のやつより読めなくて怖い。
でも、本作はホラーよりもファンタジーっぽい雰囲気と、ドラマっぽさが濃い作品なので、怖さはだいぶ減少。
なので、ホラー映画を期待して観ると拍子抜けしちゃうかも…

子役たちがいいお仕事してるのは観て良かったと思う◎
それがあったから、雰囲気やテーマ、プロットの良さは分かったんじゃないかなぁ。
チョン・ジョンミン、どうしてもいつも困った顔してる気がする。

記録 : 2021年105本目。
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