このレビューはネタバレを含みます
邦題「悪魔の」〜シリーズなのよねぇ〜……。
ロンドンの骨董屋ジョージは、地方へ商品を届けに休暇旅行をしていた。
ガソリンスタンドで、エドナの運転する車にバイクを壊され、仕方なく二人で目的地へ向かうもエドナの姉に会うことを優先して向かった村で、恐ろしい出来事が待っているのだった…。
感想。
B級ホラーといえばイタリアホラー映画で、ゴア描写が凄まじく、そこに重点をおくために話の辻褄が合わず、シーンごとに変わる設定がしっちゃかめっちゃかで、コアなファンだけに愛される映画ですが、こちらも多分に漏れずイタリアホラー映画を突き進んでおります（笑）
とはいえ、イギリスのロケーションが素晴らしく、歴史情緒が溢れる建物など多数撮影されており、Blu-ray版となってリマスターされた映像の美しさが引き立てております。
公開後VHSレンタルで貸出中のまま店が閉店して見ることができなかった本作品をこうしてリマスター版でリバイバル販売してくれるメーカーへ敬意を評したいと常々思います！！
設定が、しっちゃかめっちゃかではありますが、害虫駆除の超音波でゾンビ化するなど、テクノロジーへの警鐘を込める点は、キングオブホラー ジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画を継承しております。
そして、刑事が最後まで殺人鬼としてジョージを捜査するサスペンス展開もあり、なかなか楽しめます。
イタリアホラー映画特有の女優陣の美しさも相変わらずで、女性の美の視点は個人的にマッチしていて好きです。
とはいえ、やはりB級ホラー映画。
それなりに楽しめたので、3点を付けさせていただきました。
