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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1のYYamadaのレビュー・感想・評価

3.6
【ヴァンパイア映画のススメ】
 トワイライト・サーガ④
『ブレイキング・ドーン Part1』(2011)

◆本作のポジショニング
      人類 →→→ (結婚)
       ↓     ↑
(阻害) →→ (妊娠)   ↑
 ↑           ↑
狼男族 ←← (牽制) →→ ヴァンパイア一家

〈見処〉
①ヴァンパイアとの結婚と妊娠。
 大ヒットシリーズ第4作!
・『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』は、2011年制作のロマンチックホラー。ステファニー・メイヤーの大ベストセラーを原作とするシリーズ第24作。
・前作にて、ついに結ばれたベラとエドワードは結婚式を挙げ、新婚旅行に出る。旅行から戻れば念願のヴァンパイアへの転生がかなうベラだったが、滞在中の南の島で自身の中に新たな命が宿っていることに気づく。
・「不滅の子」と呼ばれ、決して作ってはならないといわれる人間とヴァンパイアの混血児の存在が、2人の運命を大きく揺るがしていく…(eiga.comより抜粋)。
・本作は754ページにも及ぶ大長篇原作「ブレイキング・ドーン」に対して『ハリー・ポッターと死の秘宝』に習い、二分割して公開する手法にて制作されている。

②結び…本作の見処は?
○: ブラジルの離島による幸せそうなハネムーンの2人。初夜を迎え緊張する若い夫婦に共感を覚える人はゼロではないはず。
○: おもいのほか普通に平和な結婚式。シリーズ4作目となると、もはや事件を期待せずとも、幸せに過ごしていただくことを祈るばかり。
×: 新婚旅行~妊娠~出産が描かれるのみで感想を書くほどのイベントがない。強いて言えば、妊娠中毒中の青白い痩せたベラのメイクが「帝都物語」の嶋田久作にしか見えない。
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