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マーベルズのYYamadaのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.6
【マーベル・シネマのススメ】
 マーベル・シネマティック・
 ユニバース㉝
【フェーズ5】マーベルズ
◆監督:
 ニア・ダコスタ
◆ミッション:
 クリー人司令官の復讐阻止
◆ヴィラン:
 ダー・ベン
◆ポスト・クレジット・シーン:
・モニカの行き先は「X」
・エンドクレジットシーン:なし

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・規格外のパワー宇宙を守るを活動しているキャプテン・マーベルに、彼女のとある過去を憎み、復讐を企てる謎の敵が出現。
・時を同じくして、キャプテン・マーベルと、若き新世代ヒーローのミズ・マーベル、強大なパワーを覚醒させたモニカ・ランボーの3人が、それぞれのパワーを発動するとお互いが入れ替わってしまうという原因不明のこの事象が発生。そんななかで、地球には未曽有の危機が迫り、3人の「マーベルズ」は足並みのそろわないチームを結成することに…。

〈見処〉
①一人ではたどり着けない、最強へ——
・『マーベルズ』は、2023年のスーパーヒーロー映画。『キャプテン・マーベル』(2019)の続編で「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の33作目、MCU「フェーズ5」第3作目とされている。
・キャプテン・マーベルが、アベンジャーズオタクな高校生ヒーローのミズ・マーベルと、宇宙ステーション「S.A.B.E.R./セイバー」に所属する敏腕エージェントのモニカ・ランボーとチームを結成する。
・キャプテン・マーベル役はオスカー俳優のブリー・ラーソン。ミズ・マーベルことカマラ・カーンをドラマシリーズ『ミズ・マーベル』に続きイマン・ベラーニ、モニカ・ランボー役をドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』に続きテヨナ・パリスがそれぞれ演じる。
・MCU作品に数多く関わってきた、サミュエル・L・ジャクソン扮するニック・フューリーも登場。大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のパク・ソジュンが出演し、ハリウッドデビューを飾る。
・メガホンをとったのは「キャンディマン」の女性監督ニア・ダコスタ。

②結び…本作の見処は?
ストーリー無視のバタバタ・アクション…ケビン・ファイギ大丈夫?
◎:『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』『ワンダヴィジョン』『ミズ・マーベル』『シークレット・インベージョン』の5作の複合続編作品…うち後者3作は「Disney+」配信ドラマにて、ドラマ未視聴者にはハードルの高い作品と思いきや『スパイダーマン/ホーム・カミング』のように、ヒーロー誕生シーンがなくとも楽しめる作品に仕上がっている。
◯: 上映時間105分。MCUシリーズにあって、久しぶりなの集中力とトイレ我慢に優しい作品。
◯: 齢34歳のオスカー女優、ブリー・ラーソンが最も美しい作品。
✕:「マーベルズ」3人の入れ替わりは、「悟空とベジータがベジットになった時」よりもキャラクター生かしきれてない、思いつきプロット。
✕: 特大サプライズのポスト・クレジット・シーン…であるが「そこまでしないとストーリーテリング」出来ないのかよ!…と思わせる「20世紀フォックス」展開。みんなわかるのかな?
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