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ピンキー
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『ピンキー』に投稿された感想・評価

4.2
以前観たときは映画に込められたアジテーション的な要素が強くて鼻白んだ印象があったけど、結構エリア・カザン作品にしては伝統的なアメリカ映画を目指した良作という気もする。

元々はジョン・フォードが監督する予定だったらしいが降板したとかナントカ。🤔
脚本は『駅馬車』や『緋色の街』のダドリー・ニコルズが担当している。

肌の白い黒人(何それ?)のピンキーをジーン・クレインが好演。人種差別の闇をアッサリ切り取るカザンのアプローチは確かに鋭利なモノがある。ちなみに撮影を担当したのは巨匠ジョー・マクドナルド。

観終わると不思議なファンタジー映画を観たような珍妙な気分にさせられたのだが、これもまた映画的な外連味なのかね⁉️。
lemmon
3.6
肌の白い黒人の女性が主人公。


前半には攻めた描写もあり、苦悩するヒロインに肩入れしたくはなったが、対立していた屋敷の老婦人とヒロインとのやりとりがメインの人間ドラマとなり、そこから遺産相続の話。
設定がこの当時、他にはない部分があり、、、面白さはあったが、、、何かこう、、、不完全燃焼。

ラストも落ち着かせたと言う印象。
肌が白い黒人という設定はあまり活きていないようにも。

結局のところ、白人とのやりとりが大半を占め、黒人映画とは成り得なかった、できなった、といったところか。


ただ、本作の価値はそれ以上にあるのであろう。


とにかくヒロインを攻撃する輩が憎くて仕方がない😡。
特に相手側の弁護士。どう考えても切れ者には見えないお馬鹿な弁論。そこからの判事の決断にはすっきり😆。


あっという間に終わったし、良作だとは思うが、何かこう、高得点はつけにくい作品でした。
2010年の感想。エリア・カザン映画で日本未公開。WOWOWさんエライ!そして、観る前からこの映画を知っているのは淀川長治のおかげ。中学校の時にTBSラジオで「映画の部屋」という1時間番組があってその中でこの映画が取り上げられている。その時、黒人の子供に白人のような子供がたまに生まれることをピンキーというと淀川長治は、のたまうが、単純に主人公の名前だった。淀川長治の思いこみ間違えは結構ある。最近では、「白いカラス」のような話なのだが、49年当時ではこの程度の差別表現(当時は、刺激的だろうが)でなんとなくハッピーエンドで終わる。正直期待していた分だけ肩すかしをくらった感じだ。アカデミー賞にノミネートされたようだが、内容のセンセーショナルさに全米は驚いたのだろう。反骨で名演出家エリア・カザンだが赤狩りの時の告発で地に堕ちた巨匠でもある。

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