Jaya

悪名のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

悪名(1961年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

八尾の若い衆朝吉が男を売りモートルの貞を引き連れお絹を嫁にし琴糸を助けに因島へ乗り込むお話。全てが高速展開で上手く運ぶさまは島耕作のよう。

朝吉も貞も演技は今一つでした。朝吉は意味不明にモテまくっていて浮わついている感じ。河内弁は全く違和感ありませんでしたし、コミカルな雰囲気は素晴らしかったです。

因島に乗り込んで潮の流れで戻ってくる展開も何だかなあ。イトは確かに迫力ありましたが、ラストの決着の付け方はどうなんだ。ステッキの折檻にしても大して痛そうに見えないという。

確かに朝吉は男伊達なんでしょうが、何の裏付けがあるわけでもなく、ただ底抜けに明るいというだけで終わった映画でした。
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