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カメレオンのminorufukuのレビュー・感想・評価

カメレオン(2008年製作の映画)
2.2
詐欺師集団の一員である主人公は、仕事帰りに国会を騒がしている重要事件の参考人が拉致される現場を目撃する。その日から仲間が次々と殺されていき、主人公は復讐を決意するのだが…という話。
かつて松田優作主演で企画された脚本を、藤原竜也主演で現代風にアレンジされた作品。

まず、どこらへんが現代風アレンジなの?と問い質したくなるほどのザッツ昭和なバイオレンスもので、派手だが低予算でツッコミどころ満載なアクションはある意味斬新で面白かった。昔の西部警察みたいなテイストのカーアクションも迫力だけはあった。
人情ものなんだろうけど、ほとんど頭に入ってこないくらいの印象の薄いストーリーなので、前半はかなり退屈。詐欺の手口もアラが多すぎて後日簡単に逮捕されそう。
終盤復讐鬼と化した藤原竜也がかけるサングラスのダサさと叫び演技は失笑もの。あと、藤原竜也のものすごい変顔が見られるので貴重かも。
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