〓映画ＴＫ３６５／１４９９〓
◁ ２０２４▷

▫ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション　
▫配信／U-NEXT
▫️Y!レビュー ★★★☆☆３.１
▫️Ｔ Ｋ評価：★★★☆☆３.２
▫️映画ＴＫ通算：４６９９本
▫️Filmarks通算：３６９９本

• #プロフェッサーＴＫ
• #映画ＴＫ
• #洋画
• #アメリカ

シリーズ通算3作目！
ヴァンダム×ラングレン！
伝説のコラボ再び！

今作はとにかくアクションがメインの映画となっていて、後半は色々なパターンのヴァンダミングアクションが堪能できます。バトルの構図としては旧型ユニソルVS新型ユニソルとなっていて、元々ユニソルをヴァンダム版ターミネーターだと思っていた僕としてはよりターミネーター味を感じる作品になっていました。

割と序盤に旧型ユニソルと新型ユニソルの力の差が分かるバトルがあって面白いのですが、その後はヴァンダムが覚醒するまで特に主軸のないダラダラとした展開が続き退屈します。というよりヴァンダム起動後の盛り上がりのために徐々に下地を作ってる感じで、ぶっちゃけストーリーはどうでもいいです。どうせダラダラするならもうちょっとラングレンを観たかったな〜。歳を取っていい味出してましたよ！

後半のヴァンダミングアクションは最高でしたね。中ボスのラングレン戦もラスボスのアルロフスキー戦も、共に身体を張った素晴らしい格闘シーンに仕上がっていました。パンチと同等のスピードで繰り出される必殺キックが気持ちいいですね。あの歳でもキレッキレな足捌きを魅せるヴァンダムはとてもカッコいい。あと何となくラングレンが切なかったですね。結局自分の存在価値が分からぬまま殺し合いをして、最期の言葉も途中で強制終了されて…。1作目のヴァンダムVSラングレンはイマイチでしたが今作のバトルはとてもカッコ良かったです！

でも個人的には格闘シーン以上に敵のアジトに単身乗り込み無双ガンファイト＆ナイフファイトを繰り広げるシーンが好きでした。途中で低予算感が強いそこそこ長めなワンカット無双シーンがあるのですが、普通の俳優だったらとても安っぽくなりそうなシーンをヴァンダムがやることでカッコ良く面白いシーンになっていて、改めてヴァンダムのスゴさを感じました。

その他のポイントとしては、この映画全体的に顔面パンチの連打が多いですね。ヴァンダムもアルロフスキーもとにかく顔面パンチを連打します。銃1発で殺さずにパンチで顔面を砕き脳味噌を叩き割る感じが、超絶パワーバトルって感じがして気持ちかったです。あとはヴァンダムの走り方が気になりました。ガニ股というか、なんか上に跳び上がりながら走ってますよね。他の動きがシュッとしていてキレがあるだけに走る時の歪さが目立ってちょっと可愛かったです（笑）。

全体として何度も見返したいとは思いませんが、後半の戦闘シーンは既に何回かリピートしました。そのくらいアクションがカッコいいです。若くて元気ハツラツなヴァンダムもいいですが、このくらい渋い演技をするヴァンダムも味があってかなり好きでした！

ユニバーサル・ソルジャーは２０１２年に公開されたヤツしか見てないという。。なのでだんだん遡ってく形で観てるもんだから…そんなに意味も分かってないし、そもそも意味なんてないんでしょう。。あるか。

コレも、ある意味ロッキー、あぶ刑事と一緒で哀愁シリーズですね。。

話は面白くないですが…
ヴァンダムとラングレンのオッサン対決だけは妙に興奮しました。。
ラングレンの顔アップ時のシワの数と深さが歴史を物語っていますね。。
そしてまさかの決着にはちょっとだけ驚きました。ここがこの映画のピークと思って良いでしょう。

そもそも２人はそんなに活躍してなくて、若き最強ソルジャーが目立ってる。何だ、コイツ、、飛びつき腕十字とか、前三角締めとかマニアックな技使いおって…名前見てビックリ！！！！！

アンドレイ・アルロフスキー！！！

ＵＦＣの元ヘビー級王者ですよ！！髭ボーボー、髪フッサフサの印象しかなかったから全然分からんかった。こんなイケメン…というか俳優顔だったとは。。そんな本物が出てるのに、撮り方がイマイチなもんだから、そんなに凄さが伝わってこないという。。打撃のスピードの遅さはなんだ。。

そんな感じで好きな要素は沢山あるはずなのに全体としては良く分からず…不完全燃焼。。

『１』は面白いんだろうか。。ねぇ午後ロー。

• #片腕２０１０年公開映画
• #まさかの格闘家出演シリーズ