このレビューはネタバレを含みます
拝啓 スタントマン・マイク 様
獄中での 生活
いかが お過ごしでしょうか？
テネシー州の 夏も
やはり 暑いのでしょうね。
こちらも 梅雨明けとともに
ジリジリと 暑さを 増してまいりました。
あなたが 手をかけた 女性たち。
耐死仕様の シボレーの
クラッシュボックスでの 殺人。
正面から ノーブレーキで
激突するという 無残な殺人。
いったい なんてことするのでしょう。
どうやら あれは あなたにとって
セックスの "代替行為"なんですね。
要するに あの趣味の悪い
ドクロマークのシボレーは
あなたのナニの 象徴ってわけですか。
性癖ってのは 密やかなもので
なくては いけません。
あんなに 全面的に 出すなんて
こじらせるにも 程があります。
性癖こじらせて 殺人だなんて…。
風俗では 事足りませんでしたか？
そしてまた あなたは 調子に乗って
新たに ４人の女性を
ターゲットに しました。
しかし それが 命とり。
思いのほか ストロング・ガールズで
返り討ちにあい ボッコボコに
されたんでしたよね（笑）
確か 「なんでオレがこんな目に…」って
メソメソしてませんでした？
お言葉ですが 自業自得ですからね。
女性を なめては いけません。
女性は 偉大です！
ちなみに 私の母も 偉大です。
いずれ 死刑になる あなた。
電気イスに 座るときも
きっと メソメソするのでしょうね。
かつては 命がけで 火災に 立ち向かう
勇敢な 消防士だったり
南極では 得体の知れない
グロテスクな 遊星からの物体と
戦ったりと… そんな 時代も
あったのに なんで こうも
落ちぶれたもんですかね〜。
残念で なりません。
残された時間 しっかりと
償いの 日々を お送りくださいませ。
敬具
追伸
大事なことを 忘れておりました。
あなたの スタントマン・マイクという
名前。 もしかしたら 私の名前を
パクってますよね？
2019年７月３０日
ウルトラマンタロウ
