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ロッキー・ザ・ファイナルのYYamadaのレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
4.0
「ロッキー⑥」
前作から16年を経て製作された第六作。スタローンが監督にカムバックし、有終を飾る。

〈見処〉
・本作ではエイドリアンが他界しており、この時点のシリーズ完走者はロッキー、ポーリー、(アポロのトレーナーである)デュークだけとなる。
・しかしながら、エイドリアン亡き後の人生の目標を掴むまでの動機付けが、上手に描かれている。
・前作の「パンチドランク症状」は闇歴史とされ、老ロッキーは試合にカムバック。この設定は『クリード』にも引き継がれている。
・1作目で出てきた「リトルマリー」が、再登場。
・「勝つためではなく、やりきること」を試合目的としている点でも、1作目と距離感は近い。試合結果を待たず退場するロッキーの晴れやかな笑顔が感動を招く。
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