minorufuku

ブロークバック・マウンテンのminorufukuのレビュー・感想・評価

4.0
1960年代のアメリカが舞台。牧場の季節労働の仕事で知り合った青年2人の、その後20年間の半生を描いた話。

ネタバレになりそうなので、詳しく書けないが、とてもせつないラブストーリーだった。

冒頭はタイトルにもなっている山地で2人だけで働く場面が延々と続き、地味な印象だったが丁寧に少しずつ話に引きこんでくれる演出が光った。
故ヒース レジャーの無骨そうなキャラクターと、明るい性格のジェイク ギレンホールの対比が良かった。2人とも細かい表情の演技が上手い。

好きなタイプの話なのだが、主役2人の奥さんの気持ちを考えると大絶賛はし難い気がしてくる。
傑作なのは間違いないのだが。
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