Jaya

黄金の七人のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

黄金の七人(1965年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジョルジャと「教授」、さらにその手下の6人がスイスの銀行から金塊を盗み出して裏切り裏切られまくるお話。ジョルジャのコロコロ変わる衣装が素敵。

いきなりの金庫破壊工作からのストーリーにワクワク。工作の中身はヘンテコなところばかりだけど世界観がしっかりしているので気になりません。今からするとデジタル的アナログ表現が愛らしい。

すわ失敗かという事態も乗り切り成功。全て痕跡を元に戻してるのがいい。そこから教授が6人を裏切りジョルジャが教授を裏切り教授が出し抜きジョルジャを引き入れ6人が追いつき全てがパアに。

6人のキャラがそれぞれ立っていながら一貫して一纏めにされている感じが魅力的です。誰も死なないのも素晴らしく、彼らのドタバタとして全てが進んでいきます。ジョルジャは少し弱いかなあ。

いきなりのトロヴァヨーリの劇伴に思い切り象徴されるような楽しさに溢れていて、ポジティブな顛末に幸せになれた作品でした。
Jaya

Jaya