映画秘宝の平成ベスト映画で見事1位に輝いたマッドマックス。
こんなに有名なのに観た事ないじゃんと思い、良い機会なので鑑賞してみました。
ストーリーも分かりやすく、一切CGを使用していない迫力のスタントシーンが満載。
車やバイクの事はよく分からないけれど、衣装のデザインも凝ってて、退廃的な世界観がこれまたかっこいい。
特に私が印象に残ったのが、追跡中の事故で声を失ったチャーリーの機械音声で、
これすらも映画の雰囲気に溶け込んで、複雑な所ですが私はかっこいい演出だと思いました。
スタッフも俳優さんも無名且つ低予算映画とは信じられず、全く古臭さを感じさせない、人気の理由がよく分かります。
今でこそ映画にはCGが多様されていますが、この映画から感じる、命を張って作品を造ろうとする人々の熱意が凄い。
もしかしたら死んでしまうかもしれないという場面で、身体を張ってスタントを行う当時のスタントマンの方々。
今だに続くマッドマックスの人気の発端が、この映画に関わった人々の熱意から始まったんだと思うと、何だか凄い。
いや本当に怪我こそあれど死人が出なくて良かったです…！
