看護婦のコフィーは僅か11歳の妹をヘロイン漬けにされてしまった恨みにより、たった一人で麻薬組織に復讐を誓う。
70年代ブラックスプロイテーションの代表作。
パム姐さんが好きでずっと観たかったやつ。
正直何度かダレてしまう所もあり映画自体がすっごい面白いかと言われると悩むのだけど、とにかくパム姐さんの魅力が大炸裂。
彼女の美貌とセクシーさとかっこよさが存分に詰まっていて、パム・グリアという女性の素晴らしさが十分に伝わる作品。
どこか知的でキリッとしたお顔や、溢れんばかりの巨乳で谷間モロ出しで戦うけど全然下品じゃないし寧ろかっこいい。
厳ついショットガンも最高に似合う反面たまにボコられちゃうところなんかもリアル感があって良い。
加えて本作の魅力は色とりどりのファッションとファンクミュージックで、これらとパム・グリアの相乗効果はかっこよくて楽しいに決まってる。
物語の中にはさりげなく社会的な問題も含まれていて、エンタメ性の中にしっかりと世の中に対するアピールも存在する。
わざとらしい「やってますよ感」で飾り立てない、本当の意味での黒人映画や強い女の映画は70年代からこうしてしっかり存在してるんですよねぇ。
次は「フォクシー・ブラウン」も観たい。