Growltiger

ロミオとジュリエットのGrowltigerのレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)
4.3
シェイクスピアの戯曲を忠実に映画化した今作。
タイトルとあらすじだけならみんな知ってる作品ですね。
Filmarksで『ロミオとジュリエット』と検索すると結構な数の作品が出て来ますが(なんか変なのも出てくる。ロデオ&ジュリエットww)、1番有名なのは今作でしょうか?
私が好きなのもこれです。

長い詞的な台詞と映画史に残る感動的な音楽は素敵な舞台を観ているような感動を覚えます。

舞台が苦手な人は「朝露に濡れた薔薇もウンタラカンタラ」とか一々長い台詞がストレスになるかも知れませんが、その一つ一つはどれも美しい言葉で慣れれば違和感もありません。

レナード・ホワイティング(ロミオ)、オリヴィア・ハッセー(ジュリエット)共に美しく、2人とも10代でこの大役を演じた事が凄い。

そして映画音楽好きとしてはこの作品の音楽は外せません。曲聴いてるだけで泣きます。
恋人と別れ際にBGMで流したいです。

古さはあるけれど、それすらも味わい深く感じる名作。