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鉄火場破り
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『鉄火場破り』に投稿された感想・評価

3.0
〖1960年代映画:任侠映画:日活〗
1964年製作で、石原裕次郎主演で、明治時代の壺ふり師の男を描いた任侠映画らしい⁉️

2024年2,240本目
みんな大好き♥文子&いづみ祭【3】

宇野重吉さんが博奕打ちを演じている姿が実に良い。
このまま宇野さんを主役でストーリーが進行していたら、
語り継がれる作品になっていたかもしれない。
ただ親子二代にわたって壷振りという因果な生業に翻弄される物語なので、
それは無理な話なのだが…(笑)
本作で心を鷲掴みにされたのは、宇野さんでもなく裕次郎さんでもなくまたいづみさんでもない。
カミソリの竜を演じた山茶花究さん!
いづれは確実に不幸になる博奕打ち。
カミソリの竜の粋な計らいで、親子共々堅気になる決心をさせられるのだ。
星降る~の方でやっていた男気指数で表すなら、120%★
そして言うまでもなくいづみさんの可愛らしさは規格外(笑)
今回の祭りにあたって結構な数のいづみさん出演作品を観ながら、
この女優さんの最大の魅力はどこにあるかを探ってみた。
私が出した結論は、次回のいづみさん出演の作品で☆彡
3.0
石原裕次郎主演の任侠映画。
かつて名を馳せたサイコロ博打打ちの壺振りの源(宇野重吉)は、カミソリの竜(山茶花究)との大勝負に敗れ、今は足を洗い、車夫として暮らしていた。しかし、その息子政次郎(石原裕次郎)は源が止めるのも聞かず、「蛙の子は蛙でい。」と同じ博打打ちの道に進み、関東の政として名を上げていく。政は博打修行の旅に出る。旅先で政は、親の借金のカタとして芸者をしていた千鶴(芦川いづみ)と出会い、その借金を肩代わりしてやり、やがて二人は一緒になる。しかし千鶴はさらわれてしまい…というストーリー。

いかにも典型的な博打打ちが主人公のお話。何事も決着は博打でつける(笑)。政が博打打ちを続けるかやめるかも父との博打だし、やくざの縄張り争いも博打で決める。
政は源譲りでイカサマはやらないが、サイコロの目を動かすことができるということだが、それってやっぱりイカサマじゃん(笑)。

最後は、親の代からの宿敵、政とカミソリの竜との勝負になる。
やくざの縄張りをかけた勝負で、負けたら命を取られてしまう。政を雇う親分役の加藤嘉の存在感がいい。そこへ父の源が乗り込んで、政じゃ務まらねえ、俺がやるとなり、源と竜の久々の勝負になる。竜は親子の絆にほだされ、源に勝ちを譲る。負けた竜は雇われた卜部組に殺されてしまう。卜部組には政の弟分の藤田(小沢昭一)もイカサマをやった咎で殺されていた。それでラストは、政が竜と藤田の敵討ちをするシーンになる。表通りを祭の神輿がにぎやかに通る中、裏小路に卜部組を呼び出し、大太刀回り。この辺はいかにもやくざ映画らしい演出。祭が進んでいる中で別のドラマが展開されると言う設定は同じ石原裕次郎主演の「憎いあんちくしょう」を思い出した。こんな派手な殺傷事件起こしちゃってこの先どうするんだろうと思うが、そこを考えないのが任侠映画のお約束か。

しかし、最後の方でさらわれた後、政と再会し、また別れた千鶴が政を捜しに偶然に源のところへ訪ねて来るが、それっきり千鶴は出てこないのは消化不良感がある。政と千鶴はどうなったのだろう?

時代設定は、明治38年と表示された時に政が10歳くらい。そして十数年と表示された時に政が30歳くらいだから、ちょうど大正時代頃か。
香川県でロケがされたようだ。政が船に乗って旅に出るところでは背景に瀬戸内海の大槌島が映っており、宇高連絡船で撮影されたようだ。政と千鶴の新婚旅行のシーンでも金毘羅さんに行っている。

石原裕次郎が博徒役をやると、やはり明るい。影を感じさせることはなく、どこか健康的だ。
宇野重吉は、元博打打ち役の割には軽いかな。早口なのに滑舌が悪く、セリフがあまりよく聞き取れない時もあった。
芦川いづみは、売られた芸者のような不幸な役がよく似合う。芸者姿や普段着の和服もよく似合って美しい。ただ、本作では話の中で中途半端な立場に置かれてしまい、不完全燃焼気味か。
本作で注目すべきはやはり加藤嘉。やせた顔にぎょろっとした目が少し哀しそうなのがいろいろ感じさせてくれる。顔には刀傷の痕もあり、穏やかな言葉遣いながら、修羅場をくぐってきたという迫力もあった。

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