こぼちゃん

スパイダーマンのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

スパイダーマン(2002年製作の映画)
4.0
監督サム・ライミ、脚本デヴィッド・コープ、原作スタン・リー、スティーヴ・ディッコによる、サム・ライミ版、第1作目。スパイダーマン誕生。

両親を亡くし、伯父夫妻に育てられたピーター(トビー・マグワイア)。ミッドタウン高校に通う彼は、科学好きで人一倍オクテ。幼なじみのMJ(キルスティン・ダンスト)に片思いしてるが、学校でもイジメの対象で、さえない毎日を送る。

ある日、ピーターは社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、そこで遺伝子改良を施された新種の蜘蛛に噛まれてしまう。激しい悪寒に襲われるが、翌朝目覚めるとその体には驚異的な視力と体力が。さらには手首からクモの糸が飛び出し、手のひらから生えた細い毛により指先だけで壁をよじ登れるようになっていた。

今回の敵は、親友ハリーの父で、「オズコープ」の社長ノーマン・オズボーンが、身体能力増強薬の副作用で変身した、グリーン・ゴブリン。

まだ、コントロールできず、カフェテリアでやらかしたり、いじめっ子をぶちのめす。やがて街中を飛び回れる様子は爽快。MJとの逆さキスは、嬉しかったろうね。

第1作では、ヒーローの誕生と孤独。第2作では、市民の尊敬と愛情。第3作では、驕りや慢心の反省と成長。

このシリーズは、ヒーローと言えど完璧ではなく、失敗して苦悩しながらも前を向く姿、応援したくなるヒーローの姿を通して、自分も頑張ろうと思わせてくれる物語。
こぼちゃん

こぼちゃん