『m:I シリーズ』の第3作目にして、本シリーズのベースとなっている、TVドラマ『スパイ大作戦』の特色のひとつである"チームワーク"に重きを置いたストーリーで構成された作品。
先の読めない緊迫感のあるストーリー展開に加え、お馴染みスタリッシュなスパイアクションとド派手なアクション要素などなど…
原作や映画シリーズ第1・第2作、それぞれの要素を引き継いだ上で、上手く１つの作品としてに纏め上げられており、シリーズ続編ものとしては、かなり優秀な作品！！
そして、相変わらずのカッコ良さで観客を魅了するトム・クルーズ演じる、主人公イーサン・ハントも去ることながら、ヒール役のデイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の抜群の嫌らしさ!! →(褒め言葉です。笑)
さらに、登場シーンは少ないものの抜群のインパクトを残すリンジー(ケリー・ラッセル)や持ち前のコミカルさで程好く緊張感を緩和してくれるベンジー(サイモン・ペッグ)などなど…それぞれがキャラ立ち抜群な登場人物達も本作の見どころの１つです！
加えて、言うのであればヒロイン役のミッシェル・モナハン演じる、ジュリアが優秀すぎるっ！！
確かに心配蘇生法の講習では、周囲の安全確保が第1って習ったことあるけど、あそこまでやれるとは。笑 →(さすがプロっ！！)
一本の作品としても面白く、シリーズなのでもかなり良い仕上がりだと個人的には思うので、おすすめです！！
また、本作で監督を務めたJ・J・エイブラムス監督並びに、脚本担当のロベルト・オーチー、アレックス・カーツマンによるチームの、こう言ったシリーズ物を手掛ける上でのバランス感覚の良さは、本作の次に手掛けた、リブート版『スター・トレック』(09年公開)の出来栄えからも伺えるのではないかと思うので、そちらも合わせておおすすめ致します。
