chikichiki

ミレニアム2 火と戯れる女のchikichikiのレビュー・感想・評価

ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)
3.5
 ニールス・アルデン・オプレヴ監督作
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に続く"ミレニアム・シリーズ"第二弾。
 (尚、本作で監督を務めたのはダニエル・アルフレッドリン監督。)


 とある殺人事件の容疑者として指名手配されてしまったリズベット。
 彼女は自らの手で事件の真犯人を見つけ出し、追い詰めていくのだが…


 前作の世界観を引き継ぎつつも、リズベットの過去にまつわるお話等に焦点が当てられた比較的シンプルな内容に仕上がっており、前作と比べると、ミステリー要素よりもサスペンス要素強めな印象。

 また、シンプルなストーリーをより、サスペンスフルに仕上げる演出はややコテコテではあったものの、作品全体としてはかなり観やすくなっているのではないかな?と思います!


 本作では別行動を取る事となる、ミカエルとの距離感は相変わらず絶妙ですし、リズベットを中心に、それぞれのキャラクターの関係性などが、さらに掘り下げられたお陰で、物語としての膨みも感じられたので続編としてはなかなかの出来栄えでした!!
chikichiki

chikichiki