chikichikiさんの映画レビュー・感想・評価

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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.7

 第二次世界大戦後のローマで、貧しく暮らす父と子、家族の物語を描いたイタリア・ネオリアリズモの代表作。


 哀しい物語でありながら、シンプルなストーリーに、笑えるシーンや美しいシークエンスもあり、そ
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ミスター・ノーボディ(1974年製作の映画)

3.8

 "凄腕老ガンマン VS 150人の無法者"
 

 セルジオ・レオーネ監督の愛弟子、トニー・ヴァレリが監督を務めた、ヘンリー・フォンダ主演の〈マカロニ・ウェスタン+コメディ要素〉の一風変わった西部劇
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デスペラード(1995年製作の映画)

3.8

 ロバート・ロドリゲス監督による、前作『エル・マリアッチ』のセルフリメイク的作品。

 ギャングに恋人を殺され、自らも掌を撃たれ演奏家としての道を閉ざされた、マリアッチの男が繰り広げる、馬鹿ばかしくも
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.8

 架空の都市アンナムを舞台に、悪徳市長の下で働く汚職刑事。
 検察に弱みを握られ、市長と検察との間で板挟みになりながらも、必死の抵抗を試みる!!

 それぞれの思惑が交錯する壮絶な駆け引きを役者陣の迫
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ナインスゲート(1999年製作の映画)

3.7

 ロマンポランスキー監督の描く、世界に3冊しか現存しない祈祷書『影の王国への9つの扉』をめぐる物語!!


 稀覯本やアンティーク製本の発掘・売買を生業とする、主人公ディーン・コルソ(ジョニー・デップ
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健さん(2016年製作の映画)

3.7

 昭和を代表する映画俳優、高倉健さんについて、国内外の著名な映画監督や俳優、親族や元付き人等、彼と親交のあった関係者からのインタビューと貴重な映像を交えながら、その知られざる素顔に迫るドキュメンタリー>>続きを読む

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

2.9

 マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮を務めたガンアクション・コメディ?!

 
 拳銃の密売取引をしようとする2組のギャングが、あるトラブルを契機に壮絶な銃撃戦を繰り広げる。


 本編90分の内
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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009年製作の映画)

3.6

"ミレニアム・シリーズ"第三弾。
 (スィーグ・ラーソン原作のモノとしては実質的な最終章。)


 ジャーナリスト殺しという無実の罪を晴らすため、命がけで真犯人を見つけ出すも、瀕死の重傷を負ったリス
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ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.5

 ニールス・アルデン・オプレヴ監督作
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に続く"ミレニアム・シリーズ"第二弾。
 (尚、本作で監督を務めたのはダニエル・アルフレッドリン監督。)


 とある殺人事
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サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

3.6

 復讐・陰謀・疑惑 渦巻くサスペンス・アクション!!


 運転代行業をしながら、1人孤独にひっそりと暮らしていた脱北者のチ・ドンチョル(コン・ユ)。彼は唯一親切に接してくれたパク会長の殺害現場を目撃
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

 "超絶健全変態映画"


 いろんな意味でぶっ飛んでいると言いますか、イっちゃってると言いますか…

 本作が長編デビュー作となる、シャイナート&クワン監督コンビ(通称:ダニエルズ)の独創的な世界観
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.1

 1890年代にアメリカ西部から南米にかけて悪名を轟かせた、無法者集団の構成員であった実在のアウトロー、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの物語をベースに、彼らの晩年を描いたバディもの。


 そ
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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

3.8

 シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の優れた映像化として、いまだに評価の高いフランコ・ゼッフィレリ監督版を初鑑賞!!


 非常にテンポの良いストーリー運びで、特に中弛みを感じる様な場面は少
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バンド・コールド・デス(2012年製作の映画)

3.7

 1970年代初頭、モータウン全盛期のアメリカ・デトロイトで結成された、黒人三兄弟によるスリーピース・パンクバンド『DEATH』を追ったドキュメンタリー。


 関係者のインタビューを中心に、当時の音
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.9

 四代目 鶴屋南北の原作『四谷怪談』初のカラー映画化作品にして、怪談映画の最高傑作の呼び声高い一作!!


 三味線と義太夫の歌舞伎演出によるオープニング映像からして素晴らしく、簡略化された無駄のない
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

4.0

 『うち、なんや逆らいたいんや。』

 田中登監督による、日活ロマンポルノの傑作!!


 70年代の大阪・西成のドヤ街で春を売り、生計を立てているタチンボの娘・トメ。
 本作は、そんな彼女の哀しくも
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エンジェル(2007年製作の映画)

3.6

 20世紀初頭のイングランドの下町ノーリーで、食料品店を経営する母と二人暮らしをしている主人公のエンジェル。
 幼い頃より、上流階級の生活に強い憧れを抱き、自身の思い描く妄想世界だけを見続けると共に、
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

 "根無し草"


 世界最高機密の"リスト"奪還と裏切り者の二重スパイ"サッチェル"を見つけ出すという任務を遂行するため、冷戦末期のベルリンへと潜入した、MI6の諜報員ローレン・ブロートン(シャーリ
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.5

 "ウディ・アレン流『罪と罰』"

 自己憐憫&自己欺瞞を繰り返す、実に面倒臭そうな哲学科教授・エイブ(太宰治かっ!!)を演じたホアキン・フェニックス。
 そんな彼の危険な香りに誘われた、美人女学生・
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.7

 "魂の牢獄"


 英国で最も恐ろしい囚人として知られるチャールズ・ブロンソンことマイケル・ピーターソンの半生を描いた作品。


 シリアスな画面にかぶせるポップな音楽の使い方や独特なカメラワーク、
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.8

 『m:I シリーズ』の第3作目にして、本シリーズのベースとなっている、TVドラマ『スパイ大作戦』の特色のひとつである"チームワーク"に重きを置いたストーリーで構成された作品。

 先の読めない緊迫感
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.4

 前作とは打って変わって、アクション要素が強い作品。

 バラエティ豊かなアクションシーンは前作よりもかなりグレードアップしており、それらの描写にかなり時間が割かれているためか、ストーリー自体は単純明
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

 トム・クルーズが制作・主演を務めたスパイアクションシリーズの第1作にして、1966年に始まったアメリカの人気テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』を原作とする作品!!

 これ以降に続く、シリーズ作品
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ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

3.0

 ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」をベースに、ドラキュラと戦う、武闘派・ヴァンヘルシングの姿を描いた作品。

 吸血鬼、狼男、フランケンシュタイン等々、次々に襲ってくるモンスター達との戦闘
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ロビン・フッド(2010年製作の映画)

3.3

 伝説のアウトロー"ロビン・フッド"誕生までを描いた作品。

 物語の舞台は12世紀末のイングランド(獅子心王リチャード1世からジョン王の時代)。
 また、本作の主人公・ロビンは当時の十字軍遠征隊に参
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トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

3.7

 ドストエフスキーの『白夜』をモチーフにした、3人の男女が織りなす恋愛模様。


 対照的な二人の女の間で揺れ動く男心という古風なプロットながらも、丁寧な演出によって、繊細に描き出した佳作。

 フレ
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観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

3.5


 11歳で王に即位した瑞宗の座を狙う首陽大君(イ・ジョンジェ)の政権抗争に巻き込まれた天才観相師キム・ネギョン(ソン・ガンホ)。
 15世紀の朝鮮王朝に起こった史実を基に、人の顔を見るだけで性格から
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嗤う分身(2013年製作の映画)

4.1

 ロシアの文豪ドストエフスキーの中編小説『分身(二重人格)』を原作とした作品。
本作で監督を務めるは『サブマリン』のリチャード・アイオアディ監督(コメディアン俳優としても活動されている方)。


 内
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サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)

3.5

 謎の集団にサブウェイがハイジャックされて、パニック!!!!!!というお話。
 (タイトル通り!笑)

 シンプルなストーリーながらも、緊張感を途切れさせる事なく、物語がサクサクと進むので、最後まで飽
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.5

 "老いさらばえども、屈せず"

我らがアーノルド・シュワルツェネッガー復活!!

 全盛期の様なアクションのキレは無くとも、"シュワちゃん"という名のアイコンがもつカッコ良さは衰え知らず!
 →
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.6

 そもそもの着想と言いますか、着眼点が非常に面白い作品でしたし、何よりセンシティブな部分も含まれる題材ながら、重くなりすぎず、かと言って軽すぎない雰囲気や世界観はとっても良かったです!!


 そして
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.7

 ロバート・ロドリゲス監督と脚本&制作ジェームズ・キャメロンによる、木城ゆきと原作『銃夢』の実写映画化作品!!


 実写・VFX・3DCGを駆使した迫力の映像と主人公アリータの表情の繊細な変化!!
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.6

 麻薬組織に拐われた少女を救い出そうとする"アジョシ(おじさん)"の物語。


 韓国映画らしい、ダークな世界観とバイオレンス描写等の過激な要素も残しつつ、シンプルなストーリーラインで引っ張って行ける
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

 正直、ホラー映画としてはそこまで怖さは感じなかったのだけれど、少年・少女が主人公故のハラハラドキドキな緊張感と緩和の連続で想像していたよりも、かなり楽しめました!!

 子供達だけが見ることのできる
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.6

 "1つのドアが閉まれば、別のドアが開く"

 愛妻を失い、酒に溺れた老作家と隣に越してきた、母1人娘3人の一家との交流を描いたハートフル・ヒューマンドラマ。


 言ってしまえば物凄くシンプルなスト
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.8

 『彼は、この宇宙に存在する悪魔的なものを身につけている。』by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


 ヴァイオリン史上最高の名手と歌われるニコロ・パガニーニ。
 本作は、1831年の英国初公
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