バラバラな家族が旅の最後に得た物は…アルバカーキに住むフーヴァー家は何かにつけて負け犬になるなが口癖の夫リチャード、タバコをやめた事にしている妻シェリル、アメリカ空軍士官学校に入る為に"沈黙の誓い"を立てている兄ドウェーン、ミス・アメリカに憧れる妹オリーヴの4人家族。そこにヘロイン使用の為に老人ホームを追い出されたエドウィン、恋人の教え子をライバル相手に取られ自殺未遂を起こしたシェリルの兄フランクも一緒住むようになるが、お互い相手を思いやる事が出来ずバラバラの状態そんなある日、オリーヴがカリフォルニアで行われる"リトル・ミス・サンシャイン"コンテストの予選を通過し、個々の諸々の問題により嫌々ながら全員でオリーヴに同行しカリフォルニアを目指す事になるが……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。旅の途中でも車のクラッチが故障し部品交換が不可能状態になったため、車を動かす為には車を押し20マイルになった時点で車に飛び乗らなければならないアクシデントや父親の仕事のトラブル、祖父に起きた突然の出来事などが起きその度に家族で助け合うことによりバラバラだった家族が１つになっていきます。その過程を丁寧にそしてユーモラスに描いていてストーリーにどんどん引き込まれます。何回も観ているけどやっぱりいいんだよね。特にラストシーン近くのコンテストのシーンなんか最高。個人的にはこんな感じが嫌いな人もいるんだろうけど、自分的には◎な作品
