"タイタニック"が好きな人達は、この作品のディカプリオは見たくないだろうなぁ…
南北戦争勃発が迫るアメリカ南部。
賞金稼ぎのドイツ人歯科医シュルツは、スベック兄弟に囚われていた黒人奴隷ジャンゴの鎖を解き放ち、お尋ね者のトリプル三兄弟を追跡する。トリプル三兄弟の件が片がついた後は、シュルツはジャンゴの実力を認め、2人は賞金稼ぎの旅に出ることにする。そして奴隷市場でとある農園に売り飛ばされ、生き別れになっていたジャンゴの妻プルームヒルダを取り戻す計画を立てる…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
まぁ、結構ハチャメチャな作品だよね。
映画の年代を考えると、白人と黒人の賞金稼ぎのコンビって考えられないもんね
それに作品の舞台の南部は、１番人種差別の激しいところだしね。
シュルツが追っていたトリプル三兄弟を片付けた後に、KKKみたいな白人達から襲われたぐらい(シュルツの見事な機転で逆に一網打尽にしたけど)。
それでもシュルツはジャンゴとコンビを組もうとするんだよね。ジャンゴの腕を買ってるって事もあるんだけど、シュルツには黒人を差別するって概念がないんだよね。ジャンゴと初めて会った時も、
ジャンゴ以外の黒人たちも助け、どこに逃げればいいのかもアドバイスしてたぐらいだし。
だから、ジャンゴの妻を助けようと思ったのも当然だったのかもね。
そんな2人の前に立ちはだかったのがディカプリオ演じるキャンディ
また、この男が憎々しいんだわ。
奴隷たちの命なんて、とるに足りないものだと考えてる(まぁ、ちょっと頭が足りないところも…)
作品後半のシュルツ&ジャンゴVSキャンディの戦いは激しい銃撃戦でハラハラ&ドキドキで凄かったなぁ…
ホント、最後までどう転ぶのか解らない展開も良かったなぁ。
「俺だ！ベイビー」
なんてカッコいいんだろう、ジャンゴ。
