むぅ

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のむぅのレビュー・感想・評価

3.9
「パダワンだったんか!いやアナキン?」

最近観ていた恋愛リアリティーショーで、その髪型はどういう経緯で..?と伺いたくなる髪型の方がいらっしゃった。
今作のアナキン・スカイウォーカーと同じ。
そして彼は恋が実った時、その三つ編みを切り落とした。
【パダワン・ブレード】
頭髪を生やしたジェダイ・パダワンがよく付けている三つ編みのこと。
パダワンはナイトに昇格した際に、この三つ編みをライトセーバーで切り落とされる。
調べてみたらこんな文章を見つけた。
ははぁ、あの彼は恋の修行中だったのか。
観たい映画を好きなように観たらいいとは思うものの、なるほど、名作を観ていると意外な所でクスッとなる経験は増えるのかもしれない。


エピソード2/クローンの攻撃
舞台は変わらず、遠いどこぞの銀河系


【前回までのあらすじ】
EP4の内容を忘却の彼方に葬っていた、とある視聴者はEP5の視聴を途中でやめ再びEP4からSTARWARSの旅に出る。
EP6ではモフモフした小さいクマみたいなのを愛で、EP1ではレースのシーンを観ながら『駅馬車』を思い出しつつもエンジンが管で繋がっている事に衝撃を受ける。そして。

トアルシチョウシャ ノ
ゲンザイ ノ ソウビ

SW ノ チシキ
▶︎ SW ヘノ キョウミ
SW ヘノ リカイ
SW ヘノ アイ


あっらーアナキン、何というか、うん。
思春期だねぇ、と思いながら見守る。
アナキンが"いい大人"とされる年齢であれば、「おいおいおいおい!」と思うが、彼はまだ若い。そしてあの才能、そりゃ多少傲慢にもなるよなと思う。才能があるからこそ生まれてしまう葛藤に打ち勝てますようにと思うものの、自分がオビ=ワンの立場だったら笑顔のままブチっといくかもしれないとも思うので勝手だな。と、温かく見守っているつもりであったがパドメと再会した直後の台詞にはしっかり引いてしまった。ごめん、アナキン。
彼の今後を知っている状態で観ている人が多いだろう中、邪悪に聴こえていた"あの曲"が悲しく響くシーンは切なかった。

ドラマや映画で、誰かが相手に言葉を返すまでにちょっと間があると、この人はこんな言葉を返すのでは?と予想するのが好きで、当たると1人ほくそ笑んだりする。
そんな趣味があるのでEP4からずっとR2-D2はこんな感じで喋ってるんじゃないかなぁと予想しているのだが、これが楽しい。
ちょっとだけ口が悪くて、でもすごく能力があって勘も鋭い、そんなイメージ。EP1の少年アナキンが私が勝手に持つR2-D2の印象と近かったので驚いた。

噂によると、場所が場所なら袋叩きにあうかもしれないらしい、私がシワっとした緑の呼ばわりしたヨーダが、これまた光る棒扱いしたライトセーバーで戦うシーンがカッコよかった。今までごめんなさい。
けど、ちょっとだけ思う。
ん?じゃああの杖は伊達メガネ的な感じ?
この発言もぶん殴られるのだろうか。

ここまで観て思うのは、人それぞれ夢中になるポイントは多々あるのだろうけれど、乗り物好きの人はスター・ウォーズは琴線にふれる確率が高いのではということ。
空を飛ぶならホウキ一択、車は色でかしか識別出来ない私は、今作のとある乗り物を見て「アイス食べるための高いスプーンみたいな形だなぁ」と思った。

ドウヤラ センス ガ タリナイ。
デモ オモシロイ。
むぅ

むぅ