◾︎STAR WARS第5作(プリクエル第2作)
【作品情報】
公開日 :2002年7月13日(日本)
作品時間 :143分
監督 :ジョージ・ルーカス
製作 :リック・マッカラム
製作総指揮 :ジョージ・ルーカス
脚本 :ジョージ・ルーカス
音楽 :ジョン・ウィリアムズ
撮影 :デヴィッド・タッターサル
出演 :ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン、ナタリー・ポートマン、イアン・マクダーミド、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、フランク・オズ、サミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リー、他
【作品概要】
史上最大のカルト映画『STAR WARS』シリーズ第5作。
ep4にてオビ・ワンの口から語られていたクローン戦争。その勃発を描く物語。
前作には及ばないが、世界興収6億ドルを叩き出している。
【作品感想】
我らがジャー・ジャー・ビンクスが、帝国史に残る偉大な足跡、即ち『銀河共和国元老院最高議長への非常時大権の付与に係る緊急動議』を提出し、もってクローン軍創設及びクローン大戦の勃発並びに銀河共和国の終焉に向けた露払いを行った、大変意義深い作品。
オビ=ワンによる分離主義勢力への調査等と、アナキン&パドメの恋愛模様を交互に描き、賞金稼ぎジャンゴ・フェットやジェダイ達の視点もカットバックしつつ、クライマックスに全てが集結するという非常に堅実な作りです。
ついでに言うと、「STARWARSで、やっとそれらしい大規模な戦争(WARS)シーンが見られたなぁ」なんて思ったりもしました。
劇伴の使い方は相変わらず絶品で、エンドロール直前のクローン軍団閲兵式の背後で流れる『帝国のマーチ』には、初見時は身震いした記憶があります。不穏な未来を暗示させる予見描写には、あのメロディだけで十分すぎます。