「微笑みデブ。」
初鑑賞。戦争映画には少しの抵抗感を感じ、あまり進んで見ることができませんが、キューブリックの戦争映画ということでジャケットにも惹かれて鑑賞。
二部構成ということで、序盤は羊の毛のごとく刈られ坊主となっていく豚野郎たちのカットから始まり、ハゲの鬼教官、ハートによって殺人兵器が量産されていくシーン。兵器の名は通称・豚。しばかれ、暴言、下ネタを吐かれながらも海兵となっていく。
ほぼ、これらのシーンはセリフに惹きつけられてストンと見ることができる。
ヴィンセント・ドノフリオの演技力にも注目。
後半は育成された豚たちが戦場でどんな殺人兵器になっているかが見られる。狂気、とにかく狂気。
人間が殺人兵器になるという非人道的な物語が描かれる本作ですが、評価が非常に難しい。面白かったけれども、何度も見るかといえば、そこまででもないというのが本音。
それでは。