これは、アンドリュー·マッカーシーとマット·ディロンのファン以外には面白くないと思います。普通の青春ドラマだけど、ご都合主義炸裂。この当時の青春スターを使って儲けよう的な匂いのする作品です。それでもファンなら、貴重だし有り難い作品。どちらも適役です。

ウェイド(マッカーシー)は友人の結婚式の為、NYへ行く途中、車が大破したので貨物列車に飛び乗った。そこで、ドイル(ディロン)という前科持ちの男に誘われ、カンザスに立ち寄るのだが、ドイルに脅され銀行強盗の片棒を担がされる事になってしまう。警察から逃げる為、二手に分かれて逃亡。ウェイドを追いかけたパトカーと知事の車が接触し、川に転落。ウェイドは、咄嗟に知事の娘を救助した事で、街の英雄として称えられてしまうのだった。



ネタバレ↓



銀行強盗の際に目撃されたのはドイルだけで、単独犯と判断された。ウェイドは大金を橋の下に隠し、とりあえず近くの農場で住み込みで働き始めた。農場の娘に恋をし、ドイルと縁を切りたかったウェイドは、彼に金を渡し、人命救助の勲章を辞退し、町を去る決心をする。 ドイルは、女と高飛びをしようとしていたが警察に追跡され、射殺されてしまった。盗まれたお金が全て戻ったことで、銀行強盗は単独犯のまま処理された。
ウェイドは、一度地元に戻り彼女を迎えに来ると約束し、電車に飛び乗るのですが、気が変わってすぐに飛び降り、彼女の車で、2人は街を出て行くのでした。

全くなんの捻りもなく、つまらないストーリーで、強盗も逃亡生活も逃亡中のラブロマンスもちっともワクワクしない(笑)。ただひたすら、キュートなアンドリューを眺めてニヤニヤするだけの作品でした。こんな作品が許される時代だったんだなあ。昔、観たくて観れなかった作品で、借りたけど、さすがになんだかなぁ～でした。

英雄

ふとしたきっかけから一緒に銀行強盗を働くことになる対照的な2人の若者の運命の明暗を描いた青春ドラマ

中西部の感じ
雰囲気がありました

運命

それぞれの物語
ロマンスもあり

最後はなんとも言えませんでした

カンザスの美しく雄大な風景と、田舎の閉鎖的な雰囲気に対照的な2人の運命…。
何せ、行きずりの相手が根っこからの悪なんだから。
ストーリー(中身は浅い)云々より、ワイルドさ溢れ、手慣れた雰囲気も危険な魅力の一つでもあるマット·ディロンはハマり役であり、若きアンドリュー·マッカーシの可愛いさには負ける。