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Vフォー・ヴェンデッタのようのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
3.0
アラン・ムーアの同名グラフィックノベルを原作とした作品。
DC作品。

Vのヴィジュアル、やや文学的な台詞は独特ではある。
ナタリー・ポートマン演じるイヴィーとの関係性にはちらっとオペラ座の怪人的なものも感じる。

話の根底にある反・全体主義な要素には同意するけども、イヴィーの監禁拷問のくだりは飲み込みづらい。
手紙の内容に勇気づけられる所は脚本のウォシャウスキーコンビらしい部分でもあって、そこはいいのだけど、あんなに徹底な拷問をする必要があるのか微妙だし、それを実行した人物によるエゴでもあるので、その後もそれが引っかかってしまう。
そのために、Vとイヴィーの関係性が終盤ああなるのも感動しづらくなる。
あと、全てを壊しておしまいっていうのも安直に思える。

サトラーの顔をずっと大画面モニターで出してるのには圧が感じられて、最後に彼が身体ごと登場した時のギャップがあってよかった。
ナタリー・ポートマンは丸刈りになったり、派手なメイド服着たり、頑張っていた。
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