マーベル・シネマティック・ユニバース①
【フェーズ1】
全ては監禁された洞窟で鋳造した「マークゼロ」から始まった!!
〈概要〉
◆監督:
ジョン・ファブロー
◆ゲスト大物俳優:
・ジェフ・ブリッジズ
◆ミッション:
・ゲリラ組織「テンリングス」破壊
・スターク・インダストリー軍事産業撤退
◆ヴェラン:
テンリングス、アイアンモンガー
◆アベンジャーズ出演メンバー:
アイアンマン、ニック・フューリー
◆ポスト・クレジット・シーン:
ニック・フューリー登場による
アベンジャーズ示唆
〈見処〉
・大作経験のないファブロー監督、薬物スキャンダルにあったダウニーJrの主演抜擢。売れ残りの中堅アメコミキャラを複数配給会社の作品としてつなげる統一世界観構想。どれをとっても成功の匂いがしないプロジェクトとしてスタートした第一作をパラマウント映画が配給。
・いま見返すと少々遅く感じるテンポ、控えめの音響、魅力のないヴェランが気になるが、フルCGで描写する洞窟内製造「マークゼロ」の愚直な性能や、スパイダーマンより早い空中闊歩シーンなど、アクション映画としての魅力に溢れている。
・後作の歴代No.1ヒット『エンドゲーム』では、本作の「I am Iron man」と金属音のシーンを引用。マーベルが本作を愛情持って管理している証拠だろう。
・ダウニーJrも、グウィネスも今とさほど変わらない。さすがのアンチエイジング。