デビュー間もない新人 渡哲也主演作。まだあの男臭い魅力は薄く演技もまだまだといったところ。
密輸に絡む船乗りの話で船長が兄貴のため途中兄貴と呼んでしまって船長と呼ばし直されている。本当何ともない作品で見せ場もこれといってなく展開も乏しいが中原早苗のダンスがヘタウマでパンチが効いているのとラストの走りに走るシーンは良かった。
松原智恵子はあまり印象に残らず金子信雄はあのお馴染みの悪役の顔が完成しつつある感じだった。

• #日活モノ

〖1960年代映画：アクション：日活〗
1965年製作で、神戸を舞台に密輸シンジケートに立ち向かう兄弟を描いた海洋アクションらしい⁉️

2023年2,242本目

• #2023年鑑賞
• #1965年製作
• #アクション
• #日活
• #渡哲也
• #二谷英明
• #松原智恵子

デビューしたてでロボット口調のガチガチな哲。船乗りなのでドーラン濃いめ。マドロス食堂の松原智恵子といい仲になるのかなと思いきや、香港に売り飛ばされて逃げ戻った中原早苗とそういう感じになる。パンチの効いたナイトクラブでのダンスさすが。ダンスチームには森みどりさんも。金子信雄邸宅でのアクションシーンや、靄のかかった波止場のシーンも松尾監督で手堅い感じだけど、哲が口紅で書いたメッセージを見た後、アパートから港までサンダルでダッシュそうとう長い距離を中原早苗ぎ走るラストシーンが特にいい。黒人のルイさんはドラムにギターに歌に…しかもいいヤツだった。