わかめ昆布

青空に踊るのわかめ昆布のレビュー・感想・評価

青空に踊る(1943年製作の映画)
3.7
アステアの感情ジョットコースター型ミュージカルタップシーンがめちゃくちゃアドレナリン出る!

一人でもう完成しちゃっているアステアではありますが、この作品はヒロインの衣装にも特筆すべき。ラグジュアリーで品があり、今でも新鮮で真似したく成る美しいお洋服たち!素晴らしい。スケッチして残しておきたいくらい。

備品を壊しまくったのに踊ってごまかしたり、撮影を邪魔しまくったり、ヒロインにいつまでも付きまといしまいには歌い出したり…とおちゃめ100パーセントのアステアが楽しすぎる。いちいちキレッキレでどこまでもエンタテイナー。

ビシッと決まったダイナミックな「似た者同士」は最高!

伝線をネイルポリッシュで直す描写があったが、本当に治るの?試してみたくなった。

国策映画でもあるのにここまで観るものを楽しませられるのはさすがアステアである。
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