『最後のマカロニ・ウエスタン監督』と呼ばれる(らしい)エンツォ・G・カステラッリ監督作品。

『フレンチ・コネクション』+『マッド・マックス』的なイタリー・マフィア対熱血警官のダーティ&バイオレンスなアクション映画。


死者を出すのも厭わない様なスピード感有るカーチェイスに、当時としては過激な暴力描写。

音楽も軽快なリズム感でみんな大好き『デス・プルーフ in…』も流用していた序盤のカーチェイスの劇伴等、タランティーノが好きそうな作風。

痺れる邦題に時代掛った意訳のセリフ廻しも良い感じで『続 荒野の用心棒』の”棺桶“ジャンゴ役で、正義感溢れる(かなり短気だけど…)警官役のフランコ・ネロもカッコ良かった！👍️


土管からの不思議アングルやカット割の多さで目がチカチカする位 古典にしては アップテンポな展開でなかなか面白かったです！(^^)

DVD特典で知ったケド、主人公の娘役はカステラッリ監督の実娘！！！

…あの役に使うのもスゴいな…(^_^;

死者数がとんでもないフランコ・ネロ主演70年代イタリア産クライム・アクション

メインキャラと思ってた人までどんどん死ぬ(笑)

登場人物が多いし、みんな顔が濃いから見分けつかないのですが、まあほぼ死ぬからいっか～

ってなる良作( ´∀`)



ベリ警部(フランコ・ネロ)。

ある男を逮捕するも、輸送中に何者かに車を爆破され、民間人まで巻き込む大事故を起こされる。

捜査を進めると、麻薬王カフィエロのヤクがレバノン人に奪われたと判明。

さらにそこから名家グリヴァや、ジェノヴァを仕切る大会社デュナンコなどの暗躍が浮き上がってきて……



冒頭からカーチェイス！
凝ったカメラワークやBGMも素敵！

股間も切り取られたり撃たれたり(笑)

血糊はペンキなものの、とにかくあちこちで人が殺されまくる大変なイタリアww

まさかの人物が車に轢かれた際は流石に驚きました！

ジェノヴァの美しい風景には癒される～

オペラ研修でジェノヴァ行ったけど、山道で車酔いしてオペラ全幕寝てたの思い出したw

でもジェノベーゼ・パスタはしっかり食べて美味しかった記憶♪

全編英語なのがちと違和感ありますが、これは良質クライム・アクションでした(*‘ω‘ *)

熱血フランコ・ネロ警部はイタリアンマフィアに月夜の晩ばかりじゃねぇぜと脅されても怯まない

情熱的な顔の作りなのでこれだと思うと突っ走るかと思うとちゃんと上司に報告します
OKがでれば悪い奴らの両方の頬を往復ビンタッ

カーチェイスがとても面白かった
ソウルフルなギターが激渋い

タイトルにもっとギラギラ光るものを感じたんですが家族への愛が強めな胸熱い作品
警部たちが話している向こうの海の色も美しい
色々な豊かな色彩でイタリアンクラシコを感じた