年明けめでたいうちに書いておきます。
「男はつらいよ」の一作目です。
知らない人、興味ゼロな人にまず言っておきますと、コレめっちゃくちゃ面白いです！！
この一作目は実際に笑って泣ける作品。
そして上映時間は90分ほどなんですが、
まさにジェットコースタームービーのような感触であれやこれやがテンポよく起こります。
まぁ寅さんのストーリーって
「寅さんがゲストヒロインに恋をして、しかし最終的には失恋する」
というのが全48作に共通するストーリーなんです。
一作目も同じなんですが、
寅さんが故郷、柴又に帰ってくるのも20年ぶりなら、さくらとの再会も20年ぶり。
サブストーリーは、さくらと博の恋愛。
と、このように何もかもが濃いのですね。
さくらと博の恋愛はこれ一作で結婚まで描いてしまうなんて展開早すぎでもったいなく感じてしまうほどです。
このさくらと博の恋愛も決して派手なものでなく庶民的なのにすごいドラマチックに感じてしまいます。いいなぁ。
で、結婚式のシーンにはさらに博の絶縁してる両親まで出てきて、本当に盛りだくさんだな、しかも父親役が志村喬かよ！とか思ってると号泣させられたりするわけです。
役者がみんな素晴らしすぎるのかな。
前に女性に
古臭くて年寄りが見るものじゃないの？ってあからさまに敬遠されたことがあったけど
古いからいいんじゃないですかヽ(・∀・)
老若男女、万人にオススメです！
