翔海

市民ケーンの翔海のレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.6
新聞王でもあり、アメリカの一市民でもある。

どんな財宝よりも欲しいのは人からの愛情であった。市民の為に奮闘した新聞王ケーンが亡くなり、彼の人生を調べる記者達は彼の歩んだ過去を紐解く。幼少期に富豪の元に養子に行ったケーンは25歳になったら財産を貰う約束をしていた。けれど、ケーンは家業を継がずに新聞社に働くことを決める。そんな彼が新聞王の地位を名のものにした半生を最後の遺言である(薔薇のつぼみ)という謎を解き明かす物語である。

正直に話すと昨日は眠すぎて何度も寝落ちをしてしまい、朦朧となりながら最後まで観た結果、薄いレビューになってしまった。。単に自分の知識不足もあり、この作品の良さが分からなかったのは感性とかも理由にありそうだ。この作品から新たな撮影技法が変わったと他の方のレビューから読み取れ、夫婦の会話からカメラを切り替える方法もその時代にはあまり無かったことがわかる。何年か経ってからまた見てレビューを書き直したいと思います。

地位や財産よりも人の愛情が欲しかったケーンは新聞王ケーンよりも市民ケーンになりたかったのかもしれない。
翔海

翔海