わかめ昆布

美女と野獣のわかめ昆布のレビュー・感想・評価

美女と野獣(1946年製作の映画)
4.0
ジャン・コクトーによる「美女と野獣」
面白い!ディズニー版を知っておいたほうが比較してより楽しめる気がするが、これのみでも完成しちゃっている原作第一弾。

野獣が本当にただただ怖くてリアル。
お城にも可愛い喋るティーカップなどはおらず、幾重にも並んだ手や机にささった手、柱に埋め込まれた目が動く銅像…普通にホラー。
しかし、妖艶さとアングラな雰囲気作りが素晴らしく一気に引き込まれた。

ベルも、最初から野獣に同情ぎみではない。俺は醜いか?と聞かれそれをごまかさず認めるような、かなりハッキリした性格。


涙がダイヤに成ったり、手袋で好きなところに移動できたり‥とファンタジー要素はウォルトディズニーにも引けを取らない。と言うかダークファンタジーな雰囲気かなり好み。よく出来ていて、あっと言う間に終わってしまった。
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