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プルガサリ 伝説の大怪獣
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『プルガサリ 伝説の大怪獣』に投稿された感想・評価

OSHO
3.2
1985年製作の北朝鮮の怪獣映画で時代劇。

北朝鮮製作だから、プロパガンダ的な内容かなと思ってたらむしろ逆。

昔の北朝鮮、悪い役人たちがやりたい放題で、国民たちは食べるものがないくらい貧しい。
みんなから信頼されている村の長老が飢え死にする。長老の遺品の怪獣の人形に長老の娘の血がかかると、命が宿りだす。
その怪獣(プルガサリ)は、はじめは人形の大きさだったけど、金属を食べて大きく育ち、
長老の娘や村の人たちのために戦い、悪い役人たちを倒していく…という話し。

1985年、北朝鮮製作だから仕方ないけど、多くのシーンが明らかにスタジオセットとわかるし三流映画でしかないけど、
怪獣のプルガサリは、日本の東宝の特撮スタッフが関わってるだけあって、それなりにリアルだし、特に小さいときのプルガサリが妙に可愛いかった。

発想は悪くないけど、中盤以降のストーリーはグダグダだったかな。

なお、Wikipediaによれば、
北朝鮮の前最高指導者の金正日は、映画が好きで、特に日本の『男はつらいよ』『ゴジラ』が好きで、
ゴジラに似た映画を北朝鮮で作ろうと、
韓国の申相玉監督(申相玉監督によれば北朝鮮から拉致されたとのこと)と
日本からはゴジラの特撮スタッフを集めて、
北朝鮮の俳優で製作した映画。
(実質、金正日プロデュースの映画)
4.0
王朝の圧政により苦しめられた農民たちを救った伝説の怪獣プルガサリを描いた北朝鮮の特撮怪獣映画。 
チャン・ソニがヒロインを演じ、リ・イングォン、ハム・ギソプらが共演。  

高麗王朝末期、凶作による飢饉と暴政により農民たちは苦しんでいた。各地で一揆が起きたため、役人は、農民たちの農具や生活用品の釜や鍋などの鉄をとりあげて鍛冶屋(リ・イングォン)に武器を作らせようとする。鍛冶屋は役人から預かった鉄具を農民に返却したため投獄されてしまう。鍛冶屋は獄中では食事を与えられずに飢えに苦しむが、娘(チャン・ソニ)が飯を届けると、鍛冶屋はそれを食べずに、飯粒をこねて怪獣プルガサリの人形を作り、飢え死にしていく農民を助けてくれるように願いながら死んでしまう。鍛冶屋の娘はプルガサリ人形を遺品として持ち帰るが、ある日裁縫中に指先を針で傷つけて出血し、プルガサリ人形に血が垂れてしまう。するとプルガサリ人形に命が宿り、鉄を食べて成長していく。農民たちはプルガサリを先頭に役人たちに戦いを挑むが....  

プルガサリは北朝鮮や韓国では、鉄を食べて悪夢と邪気を払う伝説の怪獣として知られており、高麗王朝末期に出現したと言い伝えられている。
本作は言い伝えを基に作られた特撮怪獣映画で、昭和ゴジラシリーズで監督を務めた中野昭慶やゴジラのスーツアクターの薩摩剣八郎らが製作に協力したことでも有名で、当時の特撮映像が味わい深い。一方でプルガサリの特撮シーンでは、画面の四隅にケラレが生じており、撮影に使用したカメラレンズの質の低さが気になる。とはいえ北朝鮮ならではの大勢の人海戦術で撮影した群衆の戦闘シーンに加えて高麗王朝時代のロケット弾や大砲などが味わえる。
チビちゃんと呼ばれる小さいころのプルガサリがどことなく愛嬌があり可愛らしい。
戦闘で灼熱により赤くなったプルガサリが圧巻で、後のバーニングゴジラを連想させる。
大きく成長したプルガサリが、飢餓に苦しむ農民を助けるのと引き換えに、食料の鉄が不足して空腹となるのが可哀そうで、プルガサリの最期が切なくも哀愁深い。
「クワー クワー」 

2024.6 配信で鑑賞
3.6
蔵出しレビュー。
時は、2001年3月14日

【悪因悪果】
悪い行いが原因となって悪い結果が生ずること。


邦題「プルガサリ 伝説の大怪獣」
原題「PULGASARI」
評者 ほーく
評価 4
ひとこと 一度は観ないといかんでしょ。 

評者 マキトモ
評価 1
ひとこと ただし私個人は喰い入るように見た。見ごたえはある!演技も脚本も不満だが、圧巻はディテールだ。


<コメント>
圧制を強いる権力者に虐げられた民衆が、伝説の大怪獣プルガサリに導かれて勝利する、というストーリーは、現実の北朝鮮をも連想させる、かなりキワドイものだった。また①怨念から生まれたプルガサリが②民衆の守護神として暴君を倒し、③勝利の後に一転、重荷になって民衆を苦しめる、という重厚な展開。そして愛する者を次々と失うヒロインの悲しみ…。あらすじだけ読めば、明らかにB級以上を狙った意欲作なのだが…。
だが、いかんせんキャラクターに語彙が無い。というのも、ほとんどのキャラクターに人格が設定されていないから台詞が膨らまないのだ。結果、脇役の会話の多くが状況の説明だ。また伏線や暗示などの、場面の橋渡しの役を果たす脚本上の諸概念が欠落しており、場面が切り替わる度にシナリオがブチ切れになる。展開が煮詰る度にヒロインの悲痛な顔がアップし「プルガサリぃ!!」を叫んで場面がブチッと切り替わる。この種のお茶の濁し方が多すぎる。冷静にワンシーンずつ見ると結構スゴイことをやっているのに、現代日本で見ている観客には、その凄みが全然伝わってこないのは、実に惜しいことだ。
そんな本作で最も印象的なのは、「ディテールの凄みを、容赦無く使い捨てにする奇妙な贅沢さ」である。これこそが、現代日本に住む我々にとって、本作から得られる最大の快楽ではないかと私は考える。 この贅沢さは、至るところにちりばめられている、いや、「取って付けられている」というべきか。「※さっきのアレは何だったのか!!」という衝撃の連続である。
たとえば、飢えた農民兵が、馬を裂いて生で食べるシーンがある。さり気なく画面の隅に馬の生首が転がっていて、どう見ても、さっきまで乗っていた本物の馬の内臓を、手掴みでむさぼっている以外見えないにもかかわらず、俳優たちの顔が福々しいものだから、殺伐とした感じがまるで無い(撮影現場は壮絶だったはず)。後のシーンでは、飢えたことなど忘れて農民兵達は元気に戦っていたのだった(※↑を絶叫)。また、王宮をプルガサリが破壊する短いシーンでのこと。王宮の模型は内部に至るまで緻密を極め、内側に倒れてくる細い柱の一本一本にまで唐草模様が書き込まれていた(このシーンは出色である)。撮り直しが効かないシーンだから、映っていない一本一本の裏側まで模様(多分手書き)が書き込まれていたはずだ。これが、ほんの数秒のシーンである。妙に芸術的な「獅子砲」や「将軍砲」といい、本作の美術担当は、余程の頑固者に違いない。もちろんこれらのセットは数十秒映って、使い捨て。大量の火薬、1万人のエキストラ、農民が城壁を登る数十秒ほどのシーンでは、特殊部隊とおぼしき連中まで動員され、とても「農民」とは思えない手際の良さで壁面を登っている。残念ながら、どれもシナリオ上での位置付けが雑で、印象に残りにくい。
監督は韓国から拉致し(後に亡命したそうだが)、特撮スタッフは日本から招聘した。金を惜しまず、細部に至るまで(「まで」というより「ほど」)徹底したこだわり。大作であり、また力作でもある。だが多くの脇役に人格の設定が無く、各シーンの意味がバラバラになっている脚本の貧しさが、娯楽映画としての本作の限界を厳然と規定している。カメラアングルも工夫の余地がある。多くの観客は、妙にスゴイがつまらないの一語で本作を片付けるだろう。
こういう映画が国家予算で作られた、という現実の方が、よほどドラマチックではないだろうか。大規模動員とゴリ押しと莫大な予算と、担当各位の妙に視野の狭い情熱がゴッタ混ぜになったであろう、撮影現場のドタバタを想像しながら本作を見ると、もう画面から目が離せない。彼の国の国情を鑑みて本作を憂える(長くなるから止めておくが)のも一興だ。本作は「深読み派」以外の人には、決してお薦めできる作品ではないが、見るなら、是非高細度画面で画面の隅々まで、頭に叩き込みながら、見るべきだ。
役者の表情や演技が大仰なプロパガンダ演劇調なのと、技術面での造りが古い点は、不問に付したい。
(マキトモ)

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