ペコリンゴ

天使とデートのペコリンゴのレビュー・感想・評価

天使とデート(1987年製作の映画)
3.4
記録。
落ちてきた天使に誰もが恋をする。奇跡の美しさを堪能すべしなロマンティック・コメディ。

天使が本当に天使で釘付けになる。
作り物くさい羽根や、人工衛星に激突して降ってきたドジっぷりなんて些細なこと。いや、むしろそれすら可愛いではないか。

この美しすぎる天使を演じたのはエマニュエル・べアール。トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」で言えばアンジーパパことジョン・ヴォイトの奥さん(というかヒロイン)役ですね。

映画の内容自体はTHE 80’sなドタバタコメディって感じで、主人公と悪友どもが繰り広げる天使争奪戦、そこに、天使にジェラシー燃やしまくりのヒス女(婚約者)が絡み合ってきて、うるさい事この上ない 笑

時折オリエンタルな雰囲気を醸し出す劇伴が非常に印象的で、映画にフィットする独特のヘヴンリー感を演出。これは良いものだ。

まぁ他にも色々あるけど結局は、
子犬のような鳴き声を発し、フライドポテトを口いっぱいに頬張る天使に、観てるこちら側も恋してしまいそうになる。そんな作品だ。