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『化石』に投稿された感想・評価

「化石」@シネ・ヌーヴォ
小林正樹映画祭。

仕事一筋、一代で社員2000人の大企業を築き上げた男が、旅先のフランスで、美しい死神と出会い、自らの生と死をかえりみる、、。

ベルイマン映画の題材のようだですが、高度経済成長期の、いかにも日本人的な宗教観の薄い中年男が、その中で見せるあがきが興味深かったです。私よりはだいふ上の世代ですが、彼のような人々が、働き蜂とやゆされながらも、戦後の復興から日本経済の発展を背負ってきたのは確かだと思います。

この映画は、井上靖原作らしいです。
もともとはテレビドラマ用に作られたものを映画用に再編集されています。3時間半ぐらいあり長いです。ナレーションによる説明が多く、いかにも昔のデレビ風です。

当時、黒澤明、木下恵介、市川崑とこの監督で、四騎の会というのを結成して、一本の作品を共同監督しょうと計画したそうですが、お山の大将ばかりでシナリオがまとまらず、資金難となって、当時隆盛中のデレビドラマを、各自が手がけることにしたらしいです。
そういう経緯での作品のようです。ちなみに、黒澤だけは結局、デレビをやらなかったそうです。

監督は、最初から映画にすることを頭において撮っていたとのことで、見応えはありますが、やはりどこかデレビ的で、一本の映画としては弱い印象を受けました。
話自体はどーってことないのに(インテリがヨーロッパを放浪して自己省察するとこは吉田喜重の『さらば夏の光』を思い出させるが)200分、とにかく長い。寝ないで観通した自分を褒めてあげたいくらいだ。元来何話かのテレビドラマだったものを編集して無理矢理(?)映画にしたせいか、画だけでは無理があるんでシチュエーションと心理説明にナレーションがやたら入り、これがなきゃ映画としては成立してないんじゃないかというタイトロープな作品。ようするに微妙。しかしなんでか退屈しなかった、どころか割に好きでした。不思議。おすすめはしないが(笑)。あ、あとは武満徹の音楽。よく知る武満的な感じではなくセンチメンタルなのが面白い。
3.4
別撮りフィルムを加えたテレビドラマ再編集劇場版。余命1年の命を覚悟した男の達観した死生観を重厚に演じきった佐分利信の好演、黒装束で登場する美しき死神岸恵子との会話劇が良いアクセントになっていた。200分はさすがに長すぎだが大人の鑑賞に耐えうる出来で、飽きる事無く集中して観られた。死にゆく者にとって全ての過去は化石になるのだ。

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