化石の森の作品情報・感想・評価

化石の森1973年製作の映画)

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.3

『化石の森』に投稿された感想・評価

篠田正浩の失敗作。ショーケンの魅力は神代辰巳の方が巧く引き出せていたし、親子の血の繋がりは山田信夫より田村孟が適している。一見、ネームバリューがあるスタッフで固めているが、効果としてはいかがなものか…

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篠田正浩×石原慎太郎と言えば『乾いた花』。
個人的に60年代邦画の中でベスト3に入るぐらい好きな松竹映画だが、同タッグの本作も面白い。
中盤まで続く「ある殺害」に並走する伏線が、後半で全体をジワドロ…

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このレビューはネタバレを含みます

非常にドロドロした愛憎劇。
昭和40年代の様相も相まって、
とてもやるせない作品です。

大学病院のインターン生萩原健一は、
その大学教授の傲慢な態度が気に入らず嫌悪していた。

ある日、
少年の脳…

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mtmt
3.5

主人公はいい歳して自我の確立されていない萩原健一演じる大学脳外科医局インターン。その幼さから恋人に唆され共謀して人を毒殺してしまう。医師として犯した罪に苛まれた彼は恋人、彼から縁を切った母、そして受…

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tosyam
5.0
このレビューはネタバレを含みます

主人公は大学病院のインターン。科捜研からまわってきた難解な不審死体。解剖のさいに未知の毒物が検出される。それをつかって人体実験でもするように殺人をおかす。まさに怪奇大作戦のような闇ふかいヤバすぎスト…

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愛と根深い憎しみの相関、“憎み嫌い殺したい奴が山ほどいても押し黙った化石のように耐えている” 日常から沸点超えて逸脱する男女を描く石原慎太郎原作の映画化。篠田正浩、ショーケンと魅力あるスタッフで期待…

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このパッケージの写真みたいなかっこいいショーケンは一体いつ出てくるのかと思いながら見終わってしまった。ショーケンのベッドシーンと絶叫シーンくらいしかいいところのない映画だなあ。「女にとって男は世間」…

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ショーケンの格好いいのにグダグダ感。
急に女房気取りの英子は笑える。
杉村春子は好いてくれる末っ子よりショーケンに拘るのはないものねだりなのか?

石原慎太郎は人間の心の中の神と獣性を追求…と書いて…

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こ
3.7
このレビューはネタバレを含みます

杉村春子とエイコが通じ合う草むらの舞台、謎、、
患者の母とショーケンのもしかしてそうなのかなという疑惑が漂い始めるあたりからもうきっとどこにもいけなくて
怪しい岸田森に怪しい武満徹の音楽
重なる叫び…

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5.0

なにこの最高の映画は。劇薬混ざったマニキュア塗られてじわじわ死ぬ床屋のオーナー田中明夫。すし職人、コック、ボーイまで。竹橋の毎日新聞社ビル?退院して雪の女王の絵本に挟んでメスを持ち帰り、ハサミでジョ…

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