橋本忍脚本作品を観る其の一
原作松本清張のミステリー。
見合い7日で結婚した禎子の
夫憲一は社用で金沢へ向かう
が帰宅予定日過ぎても戻らず
三人の女性の物語
憲一には二つの顔
戦後間もない米兵相…
初見。
原作を省略せず早口台詞で
全部説明することを
良い脚色と称した時代か?
ならばこれで良かったのだろう。
一言も聞き逃せぬ程早い。
そもそも
久我美子目線の物語ではないだろ
と感じて幕。
崖上…
夫の憲一を真面目だと思っていた禎子が
憲一の死の真相を追うことで
内縁の妻がいた過去や
犯人佐知子の娼婦だった過去を隠して生きる哀しみを知る話
小津映画みたいな味わい深い映画かと思いきや
一気見し…
松本清張シリーズ、ゼロの焦点。面白かった、お見事です。
新婚の奥さんがダンナの突然の失踪を追跡!の巻、謎がだんだん明らかになっていく緊張感と、ラスト犯人わかってからの、犯人本人による独白が切なかった…
元祖昭和のザ・サスペンスだった。戦後を舞台にし、人間の悲しいサガをスリル満点のストーリーにのせて描いている。過去の自分は自分の中から絶対に排除できない。今が幸せなほど過去の自分が自分に突き刺さってく…
>>続きを読む犬童一心監督の方を先に視聴。
かなり前に見たから、記憶が朧げだけど…
昭和の話は、昭和の時代の映像に限る。
日本の街中とか、音とか、そういうリアルな感じが現れてて、とても良かった。
モノクロが冬の…
よく考えたらなぜ?って思うけど、見てるとミステリーとして普通に楽しく見てしまう不思議な野村作品。社長夫人と禎子の旦那の内縁の妻とのやり取りが悲しい。こんな女に誰がしたって歌うシーン特に。この時代だか…
>>続きを読む絶対に帰ってこないであろう冒頭の汽車のシーンから良かったし、かなりテンポよく人探しが始まり面白かった
脛に傷を持つ人が〜というのは同時に見た砂の器と同じ構造
夫が帰ってきて逆光でシルエットにした…
金沢に出張したまま消息を絶った夫を探す妻。 石川県、隠したい過去、加藤嘉…『砂の器』を想起。しかし真相を追うのは刑事ではなく新婚ホヤホヤの女性である。
中盤まではほぼ久我美子の独壇場だが後半、なり…