ジョゼフ・ロージー監督によるスパイ・コメディ。原作は英国のコミックで、当時はこの手が流行ったようで、ストーリーはピクリとも面白くない。でも、モニカ・ヴィッティの多彩なファッションは楽しめました。

モニカ・ヴィッティとテレンス・スタンプの2ショット、しかも2人で歌まで歌うという映像はお宝。ダーク・ボガードのコメディは初めて観たかも。

oo7の女性版？いや〜似て非なる作品。ジョセフ・ロージー監督はこの手の作品には向いてないって、おそらく自分でも気づいただろうな。

サソリ

イギリス政府から依頼を受けた女スパイ、モデスティの活躍を描いたアクションコメディ

ドタバタでした

お笑いネタがたくさん
歌もあります

色仕掛け

モニカ・ヴィッティが良い
衣装もオシャレですね

モニカ・ヴィッティ七変化。目で楽しむほのぼの系。
007を意識してんだかしてないんだかのスパイコメディ。オシャレにカッコつけようとしてちょっと失敗しちゃった感じ？

ダイヤモンドを巡ってモニカ・ヴィッティ&テレンス・スタンプとイギリス政府とダーク・ボガードの三つ巴。
なんだけど、開始からしばらくは誰が誰だかわからんちん。

見せ方がマズいのか僕の理解が足りんのか、最初が過酷で何度か寝落ち。巻き戻してまた観ての繰り返し。
30分に2時間かけちゃった。

本筋が動き出してからは眠気も覚め、人もわかってアタマも切り替わり集中はできました。だってモニカヴィッティが美しいから。

全力で60年代、色とりどりでこの映画は視角的に楽しむ。場面の途中でも突然変わるモニカヴィッティの衣装とやたらかっけえヤングなテレンスタンプ。
ダーク・ボガードの日傘男子は現在への先駆けとなったはず。？

モニカヴィッティとテレンスタンプが銃撃戦の中、突然歌って踊りだし。ウケる。
ヤらずともベストカップル、と歌い上げるのは007との違いを見せたかったのかしら。
そういうのわざわざ言わんでええよ。

全体的にお話としては退屈ではあるものの、色彩豊かな見た目や雰囲気のユルユル感でそこそこ楽しめましたかな。邦題ほどのインパクトはナシ。
美女が出てればそれで良し。

これブルーレイ間違えてふたつ買っちゃった。