バーバレラの作品情報・感想・評価

「バーバレラ」に投稿された感想・評価

ミク

ミクの感想・評価

1.0
“I took the easy road for a while. I would say that ended with ‘Barbarella.’ I liked doing something that caused a certain generation of men to have their first erections. But then I became an activist.”

「女優業を始めてしばらくは、簡単な方法で仕事を手にしていた。でもそれはバーバベラで終わったと言える。その頃は、若い男性に初めての勃起をさせることが楽しかった。だけどその後私は活動家になりました。」

ハフポストの記事に掲載されてたジェーンの衝撃的な発言を見つけて、この言葉の裏には本当に色々と苦労をしてきたんだろうなーって読み取れる。その苦労を隠さず今の若い人達へメッセージを伝え続けている彼女は強い人だなーとつくづく。

この映画を、セクシーでポップで最高!と捉えるか、言葉はキツイけど当時結婚していた相手のエゴで撮った女性奴隷の映画と捉えるかは、人それぞれ感性は違うけど、私は後者だなー。もちろん、衣装や舞台美術は時代の良さが充分にあって、あのチープな手作りSF好きにしては堪らないのですが。ただ衣装に関しても男性目線の変態っぷりが全面に出てて気持ち悪さは否めない。

こんなこと書くと、ミサンドリーと思われてしまうかなヽ( ̄д ̄;)ノ
夢野猫

夢野猫の感想・評価

2.5
アメコミ原作の伝説的なB級SFエロ作品(笑)

結構高スコアだが、内容は大した事無い駄作(笑)
全編セット撮影で細々とした部分の手作り感が面白いのと、何よりこの映画のメインはジェーン⚫フォンダを観る事で有り、その他はどーでも良い(笑)

パイパイとレトロ感を愉しむ作品(笑)
のん

のんの感想・評価

3.8


時は宇宙歴4万年、宇宙破壊光線を完成させた悪党デュラン=デュランを追って、とある惑星にやってきたバーバレラーーーー

どこかで目にした「SCREEN誌上を賑わせた、映画史に残る歴代女優」という記事で“バーバレラ”のジェーン・フォンダが取り上げられてたのを思い出し鑑賞。
B級カルト感がたまらないんでしょうね~!
主に、男子が夢中になったエロチックSFって紹介されてるのも納得のSMチックな衣装たちとコミック風の倒錯したエロス。
(コミック風って思ったらもともとコミックなんですね)
永井豪作品とかにも出てきそうなキャラクターという印象なんだけど、もしかしたら影響与えてるのかな?(違っても妄想楽しんでるのであしからず)
オープニングからしてキューティーハニーの変身シーンみたいでもあり、衣装はお色気+マジンガーの女型ロボットみたいにおっぱいミサイル飛び出しそうだし……ってちょっと横道それましたが、ストーリーよりそんな感じに面白かった。


それにしてもこの役演じたジェーン・フォンダの役者魂。
menoki

menokiの感想・評価

2.2
映画が誕生して120年近く経つが、「屍姦」、「獣姦」、「スカトロ」など異常性行為を描いた作品が数多く制作されてきた。
AVも含めれば相当な数になるであろう。
しかし、数ある異常性行為を描いた作品の中でも「宇宙時代のセックス」を描いたのはこの作品だけではないだろうか・・・。

「宇宙時代のセックス」とは興奮伝導剤(ピル)を呑み、手を握って互のバイオリズムを同調させる事でお互いに快楽を得ると言うもので約1分程で済むセックスである。
現代の私達が日々行われている、陰茎を膣内に挿入するやり方はこの時代の人からしたらかなりダサいらしい。

私自身「宇宙時代のセックス」といったものを体験したことがないので、全否定することは出来ないのだが、前戯からフィニッシュまで最低30分程時間を掛けたい私としては余程の快楽でない限り1分程の性行為では満足出来ないが、可能であれば一度くらい妻とやってみたいものだ。

「宇宙時代のセックス」も興味深いのだが、本作に登場する「セックスマシーン」も興味深い装置である。
どうやら「セックス・マシーン」にかけられた人間は凄まじい快楽が襲ってくるらしく絶頂の中で死んでしまうという恐ろしい拷問装置らしい。
随分と罪人に対して優しい装置だが、そもそも死んでしまったら拷問にならないと思うのだが・・・。
また、淫乱が対象だと装置そのものが壊れるって設定もどうなんだ。
ただ罪人に快楽を与えるだけじゃねーか(´Д`)

「宇宙時代のセックス」や「セックス・マシーン」など人類には早すぎるプレイが大半を占めているが、インコ攻めなど現代人にも理解出来るプレイも存在するので全てが理解出来ないという訳ではない。

ここまでを見るとただのエロ映画と思ってしまいそうだか、確かにストーリーはゴミでツッコミ所満載だが、ただのエロ映画とは違い独特のシュールな世界観がしっかり構成されており、視聴者をノスタルジックな気分にさせてくれる。
また、ポップでキュートな音楽も世界観にマッチしており、レトロな雰囲気がより強調されオシャレに感じさせてくれる。
この世界観は日本の映画、TVなどにも与えた影響は大きく「コブラ」などにも影響を与えている。

普通のエロ映画に飽きたのなら一度本作を鑑賞するのもいいかもしれない。

このレビューはネタバレを含みます

地球式のシーンが面白すぎる。天使のキャラクターもいい味を出してる
ひよし

ひよしの感想・評価

4.1
金髪美女バーバレラがうっすらしたエロを放ちながら宇宙を冒険する話。基本的にはこれだけ。バーバレラはすぐピンチになるので、ピンチになる→男に助けてもらう→セックス!の流れがつづく。
こう説明すると箸にも棒にもかからないカス映画みたいだが、BGM・映像・設定のセンスがなかなかいいのでこれらがB級感削減に貢献している。ストーリーはまあカスカス。
エロい女の人が水槽に男の人を入れてそこから水煙草みたいに「男エッセンス」を吸ってるシーンが個人的には好きです。
ポップでオシャレなSF映画。

いちいちエロい笑
そのエロさもいやらしくないエロさなので、楽しんで観れます。

音楽も良いです。
この60年代センスのリバイバルが90年代に起こって私にとっては90年代感溢れていた。(ピチカートファイブ、フリッパーズギターなんかがよくモチーフにしてたよね…)ジェーンフォンダの完璧スタイル。これをフィルムに焼き付けただけでも大変な栄誉。狙ったB級テイストに満ちて安ければ安い程かわいい。とにかくかわいい。なにもかもがかわいい。そして007のドクターノオって私の仲でこのジャンルなんだよなー
ザ・B級の雰囲気のSF
設定もセットも製作者の発想を想いのまま書きなぐったような粗さを隠さず前面にグイグイ出してくる感じで

安っぽさで満載ながら
主役のバーバレラという1人の女性で
これでもかと観客のフェチズムを目覚めさせようとしてくる
そこだけ異様にこだわりぬいている印象で
これを作った変態とは気が合いそうだなと思った

理解できないフェチズムもたくさんあったけど
肩の力を抜いて何も考えずにみるといい冒険物語
デュランデュランが来日するんですよ。それでね、ライブのチケット取るか熱血悩み中なんですけど、そんな時にデュランデュランのバイオグラフィーとかを読んでたら、彼らのグループ名はこの映画に出てくる博士の名前から取っていると書いてあって、へぇ~知らなかった!と思って観てみました。

DVDを手に取って裏の解説を読んだときに、なんかこれ変っぽい…という嫌な予感というか、違和感があったんですよ。でもまあ、ジェーンフォンダ主演だしねぇと思って借りたら、オープニングからやられました。

宇宙服を着たジェーンフォンダが、着ているヘルメットを取り、袖を外し、ズボンを外し、そして最後はすっぽんぽんに。そこへ地球国大統領からテレビ電話?スカイプ?みたいなので連絡が。「何か服を着ます。」というバーバレラに、大統領は「いやそのままで。公用だ。」って公用やのにすっぽんぽんかい!といきなりのツッコミ。

そして、何やら危険な兵器を開発したデュランデュラン博士を探してほしいという大統領の命令で、とある星へ。
そこでよくわからない宇宙語をしゃべる子供たちにいきなり捕まり、人形にかみつかれ、服が破れたり、血が出たりとお色気拷問を受け、それを助けてくれたおっさんにお礼にと体を差し出すバーバレラ。
このおっさんがまた胸毛わっさ~でワイルドすぎ。

この後も目の見えない飛べなくなった天使にホルモン療法を施し飛べるようにしたり、もうすごい展開。

そして極めつけは、ついに見つけたデュランデュラン博士!
この博士の開発した、オルガン型性的拷問機械(と私が勝手に命名した)で拷問を受けるも、バーバレラの性欲に拷問機が負けて壊れるという大爆笑なクライマックスで、いやもうすごかった。

全てのセットがとてもチープだし、スタジオ丸出しなんですけど、なんか憎めないんだよねぇ。音楽もなんか笑える感じなんだけどいい感じで、なんかB級の極みって感じです。
ジェーン・フォンダ、美しいですねぇ!スタイルも抜群だし、デビュー当時のマライア・キャリーを思い出しました。ころころ変わる衣装もなかなか素敵でした。上に書いたオープニングも実はとても凝っていて、バーバレラが1枚脱ぐたびに、そこから文字がはらはらと出てきて、タイトルになったり、出演者の名前になったりして、なかなか見ごたえありました。

それと、本来の目的?でもないですが、デュランデュランとこの映画のつながりを色々考えるのは面白かったです。彼らの曲で「エレクトリック・バーバレラ」っていう曲があって、wikiによるとトリビュートソングらしいです。
歌詞にプリティ プリティ プリティ プリティ バーバレラ♪
っていうとこがあるんですけど、映画の中でも悪の皇帝がバーバレラのことをプリティ・プリティと呼ぶとこがあります。
「プラネットアース」というセリフも結構出てくるんですけど、それも彼らのデビュー曲のタイトルになっているので、なんとなく関係あるのかなぁ、そこまでは考え過ぎか…と思ったりしました。

こんなことないと見なかったなぁと思う作品で、あのオルガンシーンが見られただけで、なかなかいい思い出になりました。
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