老中・安部伊予守の妹姫でありながら、相変わらず捕物稼業に夢中の阿部川町のお七。お守り役の佐々木兵馬が彼女の住む小唄の師匠宅へ迎えに行くが、素直に屋敷に帰るわけがなく、2人はまたもや口げんか…
>>続きを読む浅草観音の美人番付披露の日、群衆の真っ只中で小夜という娘が殺され、身辺から珍しいかんざしがなくなっていた。事件を調べる阿部川町のお七は、同じ手のかんざしを持つ清葉を訪れる途中、浪人の一団に…
>>続きを読む折鶴で飾られたかごに乗る武士が殺害された。お七と五郎八は探索の末、この武士が紀州家の家臣で、紀州家にはほかに行方不明の侍が3人もいることを知る。そんなある日、2人は紀州家張り込みの帰りに黒…
>>続きを読む源九郎判官義経の末裔・源氏九郎が持つ、義経が残したという火焔剣・水煙剣の宝刀に秘められた財宝。その財宝をめぐり、尊皇攘夷の美名に踊る不逞浪人、貧乏公卿、海賊上がりの密貿易商、悲恋の美女、情…
>>続きを読む北町奉行・遠山金四郎のもとに佐渡守が相談にやってくる。佐渡金300貫を積んだ船の失踪事件。竜巻の発生により起こった事件だが、そこに何らかの陰謀の匂いを嗅ぎつけ、金さんは佐渡へ急ぐ。その道中…
>>続きを読む私利私欲にまみれた老中・田沼の悪政で、庶民が苦しい生活にあえいでいた江戸。この事態を救うべく、正義の武士・影法師は、毎晩田沼らを襲い、奪った金を町民たちに分け与えていた。だが、影法師を恐れ…
>>続きを読む犬塚信乃、犬飼現八、犬川荘助、犬村大角、そして犬山道節が急ぐ石浜城。そこには犬田小文吾や、娘田楽一座の且開野に守られた浜路が、運命の糸に操られるかのように集まっていた。領主千葉家転覆の陰謀…
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