MOOG モーグを配信している動画配信サービス

『MOOG モーグ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

MOOG モーグ
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『MOOG モーグ』に投稿された感想・評価

シンセサイザーの発明家・モーグ博士の実像を追っている、ドキュメンタリー作品。電子回路に音を出させること自体は古くから実現していたが(1919年にテルミンが登場)、モーグ博士は「電子楽器」に音楽を演奏させる技術を追い求めていく。

博士の研究は、1960年代後半に実りをもたらす。博士本人と音楽家のインタビュー、そして当時の貴重なライブ映像から構成されており、来日したモーグ博士が「太鼓の達人」をプレイするシーンが面白い。

シンセの登場をリアルタイムで体験している人たちの談話は、どれも興味深いものばかり。何もないところに、ポンッと出てきた「電子音楽」という概念。計り知れない衝撃と戸惑いを追体験することができる。

キース・エマーソン、リック・ウェイクマン、サン・ラ、ステレオラブなどといった音楽家が続々と登場。日本代表として富田勲が出てきても違和感がない内容だが、残念ながら日本人ミュージシャンは登場しない。
今や音の表現者にとってかかせないシンセサイザーを作った、
先駆者:モーグじいちゃんが、
シンセサイザーの成り立ち、在り方、あらゆることをお話してくれるdictionaryのような作品。


彼は「電子回路の動き」をfeel(感じる)ことができると言う。

「うそつけー!笑」
しかしおじいちゃんの自然やペット、
電子も分け隔てなくなく大切にする姿勢。
『なにかを生み出すには自然との調和がかかせない』という言葉から、
「あぁ…自然を愛し、自然の動きを感じられる"感性が研ぎ澄まされたおじいちゃん"なら、電子の動きを感じることも容易だろう。」
とどこか腑に落ちてしまった。
と同時に、
「ひょっとしたら自然と対照的に見える電子も同じように生命があるのかも」
とワクワクしてしまった!
この同調性と、ワクワクするようなピュアさがこのおじいちゃんには保たれているんだ。
そんな風に感じた。
(現に私も料理の際は、食材の身になったことを想像して、火加減を調節することがある。そうすると必ず美味しくできる。絵を描く時も。指揮者のように全体を見ながらも筆やキャンバスの気持ちに時々なる。同調性と幼児性。
何かをクリエイトする時とても役に立つ。)

あと
「電子も生きているかも」を
感じた瞬間、
よりピコピコ音♪が愛おしくなった。
またモノに声でもかけようかな。

そんな風に思わせてくれた作品です。

・スローなじーちゃんの人柄と
笑い方がいい

・後ろで流れている電子音も
かっこいい&面白くてすき

・ドキュメンタリー割と見る自分も全体的にとてつもなく眠い 笑
(クークーして巻き戻してまたクークー。よだれで起きてまたクークー。)

-好きなシーン-
(19分、26分、31分、ラスト)
tae

taeの感想・評価

4.0
素敵♡

『MOOG モーグ』に似ている作品

太陽と踊らせて

上映日:

2021年07月24日

製作国:

上映時間:

71分
3.8

あらすじ

地中海に浮かぶ世界遺産イビサ島は、名だたるパーティアイランド。夏場はヨーロッパの有名ナイトクラブが店を開けスターDJが集まる。しかし、英国から移住したDJジョン・サ・トリンサは、島の最南端…

>>続きを読む

I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース

上映日:

2018年05月26日

製作国:

上映時間:

106分
3.7

あらすじ

舞台はルイジアナ・バイユー、ミシシッピ・デルタ、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリーを中心としたアメリカ南部。その地から輩出された大御所ブルース・ミュージシャンたちを追いながら、ブルースの…

>>続きを読む

エコー・イン・ザ・キャニオン

上映日:

2022年05月27日

製作国:

上映時間:

83分
3.6

あらすじ

ハリウッドのナイトクラブ街から車で 5 分の場所に位置するローレル・キャニオン。そこは 60 年代から 70 年代にかけて数々のミュージシャンが暮らし、互いに刺激を与え合い、ウェストコース…

>>続きを読む

アザー・ワン:ボブ・ウェアの数奇な物語

製作国:

上映時間:

85分
3.8

あらすじ

「アザー・ワン: ボブ・ウェアの数奇な物語」は、カリフォルニア州パロ・アルトでの少年時代から、伝説のバンド”グレイトフル・デッド”のメンバーとして成功を収めるまでの足跡を追うドキュメンタリ…

>>続きを読む