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MOOG モーグ
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『MOOG モーグ』に投稿された感想・評価

シンセサイザーの発明家・モーグ博士の実像を追っている、ドキュメンタリー作品。博士と音楽家の談話が主体となっており、電子楽器がもたらした影響力が語られる。また、来日した博士が「太鼓の達人」をプレイする場面が収められている。

電子回路を介したサウンドはすでに実現していたが(1919年にテルミンが登場)、モーグ博士は「電子楽器」に音楽を演奏させる技術を追求。やがて、1960年代後半、電子音楽家ペリー&キングスレイの登場により、シンセサイザー革命が起こる。

シンセの登場をリアルタイムで体験している人たちの談話は、どれも興味深いものばかり。何もないところに、ポンッと出てきた「電子音楽」という概念。計り知れない衝撃と戸惑いを追体験することができる。

ガーション・キングスレイ、キース・エマーソン、リック・ウェイクマン、サン・ラなどといった音楽家が続々と登場。日本代表として富田勲が出演しても違和感がない内容だが、残念ながら日本の音楽家は登場しない。
今や音の表現者にとってかかせないシンセサイザーを作った、
先駆者:モーグじいちゃんが、
シンセサイザーの成り立ち、在り方、あらゆることをお話してくれるdictionaryのような作品。


彼は「電子回路の動き」をfeel(感じる)ことができると言う。

「うそつけー!笑」
しかしおじいちゃんの自然やペット、
電子も分け隔てなくなく大切にする姿勢。
『なにかを生み出すには自然との調和がかかせない』という言葉から、
「あぁ…自然を愛し、自然の動きを感じられる"感性が研ぎ澄まされたおじいちゃん"なら、電子の動きを感じることも容易だろう。」
とどこか腑に落ちてしまった。
と同時に、
「ひょっとしたら自然と対照的に見える電子も同じように生命があるのかも」
とワクワクしてしまった!
この同調性と、ワクワクするようなピュアさがこのおじいちゃんには保たれているんだ。
そんな風に感じた。
(現に私も料理の際は、食材の身になったことを想像して、火加減を調節することがある。そうすると必ず美味しくできる。絵を描く時も。指揮者のように全体を見ながらも筆やキャンバスの気持ちに時々なる。同調性と幼児性。
何かをクリエイトする時とても役に立つ。)

あと
「電子も生きているかも」を
感じた瞬間、
よりピコピコ音♪が愛おしくなった。
またモノに声でもかけようかな。

そんな風に思わせてくれた作品です。

・スローなじーちゃんの人柄と
笑い方がいい

・後ろで流れている電子音も
かっこいい&面白くてすき

・ドキュメンタリー割と見る自分も全体的にとてつもなく眠い 笑
(クークーして巻き戻してまたクークー。よだれで起きてまたクークー。)

-好きなシーン-
(19分、26分、31分、ラスト)
tae
4.0
素敵♡

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