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ボディガードの小のレビュー・感想・評価

ボディガード(1992年製作の映画)
3.8
「午前十時の映画祭9」にて鑑賞。『用心棒』映像ガッツリシーンにおおっ、と。世界屈指のボディガード、フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)が『用心棒』を、確か62回観たと言っていたと思うけれど、あれ黒澤明監督マジリスペクトな脚本家さんのリアルな回数ではないかと。

日本刀突き刺しシーンとかの演出も個人的にはグッド。ボディガードを依頼したレイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)側の警備体制がずさんで、フランク・ファーマーがまず色々と頭を使ってみせたのち、スゴ腕を発揮するという流れは『用心棒』のよう。

当たり前かもしれないけれど、ホイットニー・ヒューストンの歌のシーンも、満足度高めなお楽しみポイント。

読める展開ながらも、普通に面白い。自分の場合、背後関係が複雑なスパイ映画はまず理解に一苦労ということもあるけれど。用心棒とセットで観直すと、また発見がいろいろあるのかもしれない。

●物語(50%×3.5):1.75
・深くはないけれど、普通に楽しめるストーリー。

●演技、演出(30%×4.0):1.20
・ケヴィン・コスナーがカッコイイ。日本刀の件はベタだけど好き。

●画、音、音楽(20%×4.0):0.80
・超有名な歌が聞けて良かった。
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